<<スーパーXⅢ離陸されたし。作戦の成功を祈ります>>
「ありがとう。スーパーXⅢテイクオフ」
劇中スーパーXⅢは立川基地の専用発進口から可変翼を閉じたまま、
カタパルトは使わず滑走しだしたと思えばすぐ浮き上がる驚異のSTOL性能を発揮して飛び去って行きます。
もっともスーパーXⅢはV字型尾翼付け根にターボファンジェットエンジン推力15トン×4
その下の正方形のスリット状の部分にターボファンジェットエンジン推力50トン×2
主翼付け根にターボファンジェットエンジン推力100トン×2
さらに機体下部にVTOL用ターボファンジェットエンジン6基を備えているのでさしたる問題ではないのでしょう…
今回はエレベーターで上昇後格納庫より前進、主翼最大展開、カタパルト接続、射出のイメージで発進シーンを描いてみました。
作画にあたりいつもお世話になっているtyo0911様のアレンジを一部取り入れさせていただきました(二重構造になってるコックピット部分)
その他航空灯などちょこちょことアレンジしてあります。
また主翼下部の冷凍弾ランチャーは設定ですと4連装となっておりますがプロップは火薬を仕込む筒が3つの3連装となっています。
今回はその筒一本一本が4連装のランチャーとなっていると(勝手に)解釈、描写してみました。
劇中だと大体24発の冷凍弾を発射しているので4×3=12、両翼で24発となります。
ただし、設定では4連装冷凍ミサイルランチャー×2となっているのであくまでもプロップの形状に沿ったアレンジである事を申し添えておきます。
設定の場合は極めて全長の短い弾体がロケット鉛筆のように3発ずつ収まっていることになりますね。
さらに付け加えるならば通常時はミサイルランチャーの斜めになっている前縁部分に合うように耐熱シャッターが下りています。
このシャッター文字設定だけかと思っていましたら資料を漁っていると徳間書店テレビランドカラーグラフに
ドックのエレベータで待機するスーパーXⅢの冷凍弾ランチャーにシャッターが下りた状態の写真が載っておりました。
攻撃時、シャッターは内側に折りたたまれるようにして冷凍弾発射口が現れるように見て取れます。
普段はシャッターが下りており、少なくとも劇中では冷凍弾発射口が鮮明に映るカットは無いので4連装が3連装でも問題ないということですね(笑)
イラストでは開いていますが(射出直前だけど)動作確認でパカパカやってるとでもしておきましょう…シャッター閉まってるとあまりにも味気ないので…
もうちょっと続きます。
スーパーXⅢは立川基地より発進しますが劇中カタパルトオープンして現れる光景は
立川市街は灯火管制中ですとでも言わんばかりの漆黒の闇です。
今回は(現在は施設整備のために整理が進んでいるようですが)1995年当時はほぼ手付かずの森となっていた旧立川基地跡地に
スーパーXⅢ専用ドックや防災用途の大規模な地下陣地が構築されており、発進口は森の中にあると(勝手に)想定、ご覧のようになりました。
長々とお読みくださりありがとうございます。
参考資料
小学館 テレビくんデラックス ゴジラvsデストロイア
徳間書店 テレビランドカラーグラフ82 ゴジラvsデストロイア
立風書房 ゴジラvsデストロイア大百科
東宝出版・商品事業室 東宝SF特撮映画シリーズVol.10 ゴジラvsデストロイア
近代映画社 スクリーン特編版 ゴジラvsデストロイア
朝日ソノラマ 宇宙船別冊 GODZILLAvsDESTOROYAH
本編画像キャプ
2017-11-05 07:59:45 +0000