太陽と月 はじまりのカタチ【illust/64996896】に太陽の大陸の王子で参加させいただきます。
「俺は、この結婚はよかったと思ってるよ。だって普通に出会って好きになっても、俺のこと好きになってもらえると限らないし、結婚だって…… ズルいかな?」
◆アラン・レ=ディタリア(Alan Re Ditalia)
性別:男
年齢:23
身長:176
レ=ディタリア王国第一王子。四人兄弟の一番上。
乾いた広大な土地を有する国で、各地にある緑地に人々は集まって暮らしている。中でもひときわ大きい緑地に首都・レ=ディがあり、騎士学校が置かれているのが特徴。
代々王室の男子は入学が許される15歳から20歳の間を騎士学校の寮で過ごす決まりがある。アランも例に漏れず卒業生。
レ=ディタリアで育った馬は背に乗せた主に従順で、スタミナがあることに定評がある。騎士学校は出身を国内外問わず入学することができ、卒業後必ずしも騎士団に入らなければならないわけではない。
詳細【novel/8994678】
本人曰く武芸は不得手で、「机に向かっている方が性に合っている」とのこと。騎士学校も卒業は次席。
実際は好奇心旺盛で、自分の知らないことがあると気になってしまって仕方がない子供のようなひと。
王がまだ若く健在であるため、王位を継ぐことに関してはあまり関心は高くありません。ですが、今回の結婚の話を機に自分の家柄や立場を少し気にし始めている様子。
結婚については、相手が別大陸の姫と聞いてからはかなり積極的です。そわそわしては友人にたしなめられています。
城内でのお気に入りの場所は書庫。子供の頃から変わっておらず、友人に追い出されるのもまた然り。
好きなものは朝の空気、嫌なことは書庫タイムを邪魔されること。
一人称:俺、私
二人称:きみ、貴殿
その他:呼び捨て、~殿
◇婚約相手(11/18 ありがとうございます!*)
メリスデア王国第二王女 ソティス=ニールさん【illust/65740617】(ソティスさん→ソティス)
同盟によりメリスデア王国の鍛冶技術による馬具・武具等の装備品のバックアップをしていただくことになりました。
「俺にとってはきみのこともすごく重要なんだけどなあ。いいよ、じゃあ街に出る?それとも書庫にしようか。聞きたいことも多いけど、知ってほしいこともたくさんあるんだ」
「誘ったのは俺だし、誰もきみのこと邪魔だなんて思ったりしないよ。少しだけでも…!…だめかあ」(市場とか色々見てもらいたかったけど…もしかしてテオがいるから――冗談だよ睨むなって!)
「最近連敗なんだけどどうしたらいいかな。あ、訓練とかじゃなくてソティスさんのことなんだけど。本当に嫌なら外出も誘うのやめようかなって思うんだけど、断る時に必ず寂しそうな目をするから…気になっちゃって」(最初から最後まで愛馬の首に埋まっている)
「なんか、初めてちゃんときみの――ソティスさんの言葉を聞いた気がするよ。わからないとか、知らないとか、それだけでも全然いいんだ。それが分かれば一緒に調べようって誘えるから。…だから、泣かないで。俺はきみにそんな顔をさせたくて声をかけてたわけじゃないんだ」
(泣かせるつもりじゃなかった、って子供みたいだ。…だめだな、いつまでも王子ではいられないのに。けどやっぱり声をかけるのはやめられないよ。この国も、俺のことも、好きになってほしいと思うから)
「俺もこの国が好きだから、そう言ってもらえると嬉しいよ。メリスデアは鍛治が盛んなんだっけ。ソティスが生まれた国なら、きっと俺も好きになるなあ」
「ビアンカ、なんかすごくソティスと仲良くなってない?なんで?言っとくけど俺の奥さんなんだからね!?」
「えっ。あ、これ?これは…えーと…。月の大陸の古い風習とかをまとめた郷土誌というか… ええと、メリスデア王国にさ、アクセサリーを贈りあう風習があるって、本当?」
「いつにも増して落ち着きがない…って、一言余計だよ。これ、ソティスに渡そうと思って。正式なものの方がきっと豪華で綺麗だけど、それはこの国が同盟のために渡すものだと思うんだ。…受け取ってもらえるかな」(ある幼馴染との閑談)
「ソティス、きみに渡したい物があるんだ。」
「聞かせてくれてありがと。…甘えてるのは俺も同じだよ。ソティスならわかってくれる、指輪だって受け取ってくれるって、思っちゃってた。…はあ、今は何言っても言い訳になりそう。ね、手繋いでもいい?指輪のことも結婚のことも、今は忘れてもいいから」
「……」(愛馬の首に埋まっている)
「そりゃあ最初はさ、月の大陸の女の子が来るってだけで結構楽しみだったんだ。好きになれるかとか相応しいかとか考えたことも無くて、自分の興味ばっかり。でもこの指輪はソティスならどんな形が好きかとか、喜んでもらえるかとか、ソティスのことだけ考えて選んでた。…俺は、きっときみが考えてるよりもずっとずっときみのことが好きだよ。これだけは信じて」
「ありがとう!ピアス、すごく綺麗だ。…ずっと、大切にするからね」
「え?好みのタイプってこと?あ、そうじゃない。うーん…そうだな、この前髪の毛下ろしてたのは可愛かったよ。でもやっぱりいつもが一番かなあ」
「本番前にごめん、ちょっと手貸して。…ん、ごちそうさま!また後で!」
「メリスデアの大地と、この縁を授けてくださった月の女神に最大限の感謝を。この身朽ちるまで貴女を愛し、共に在れる幸福を守ると誓おう。
例え死が二人を別つとも、魂は永遠にソティスと共に」
「ソティス、寝る前にいつも静かになるけど何してるの?…あ、メリスデアのお祈りか。レ=ディタリアにはそういう習慣は無いんだけどさ、どういうことを祈ってるか聞いてもいい?」
「あ~~ちょっと待って…ごめん。ソティスからそう呼ばれるのは、思ったより、照れる…」
――何してるの?ああ、手紙。
……なら一緒に返事を待とう。手紙が来なくても、きっとこの先いつか、会う機会がくるかもしれない。
その時に自信持って幸せだ!って言えるようにならないとね。もちろん、今以上にってこと。
――はじまりのかたちは歪だったとしても、きみに出会えたことに後悔はないし、むしろ感謝してるくらいだ。
ソティスの隣に立っても恥ずかしくない王子……そうだね、王になれるように頑張らないと。
だから、ずっと隣で支えていて。
キャプションは随時変更
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2017-11-03 15:00:05 +0000