❤----きみの存在に恋をする。2【illust/63789348】
「昔はね、ぼく、おんなのこになりたかったんだ」
「自分の弱さを、誤魔化したくて…」
「でもね、今はもうそんな必要ないってわかったから」
「リベラ…あの日、ぼくに声をかけてくれてありがとう」
「すっごくすっごくすきだよ、ぼくの体になんか収まらないくらい」
Liko Uluwehi(リコ・ウルヴェリ)
21歳✦199㎝✦ハーフエント(エント族と人間とのハーフ)
一人称:ぼく✦二人称:きみ、その他
誕生日:霜月の第十二日
出身:自由都市ルナール
※種族、両親については始まりの季節CSをご覧ください。
はじまりの季節→【illust/64367806】
✦パートナー✦
ずっと一緒に歩んでいきたい存在、リベラさん
めぐる季節→【illust/65655176】
はじまりの季節→【illust/64844640】
きみと出会ったのは、13年前、母の故郷ででした。
きみは風のように自由で、太陽みたいに眩しかったね。
どきどきして、くらくらして、ずっと一緒にいたいって思った。
きみはいつもぼくが話し出すのを待ってくれたよね。
ぼくがきちんと思ったことを形に出来るまで。いつも待っててくれた。
沢山のことをきみを通して知りました。ありがとう。
ぼくはずっと、自分がおかしいと思っていたけれど、そうじゃなかった。
それがぼくにとってどんなに嬉しかったか、きみは知らないでしょ?
きみが大切にしてくれたぼくの心、ぼくの形。ぼくも大切にします。
おんなじくらい、きみのことも。
……………たくさん、たくさん待たせてごめんね。
ぼくはまだ、弱虫で泣き虫のリコのままかもしれないけど。
今夜、きみに会いに行きます。
たくさん、話したいことがあるから。
話し終えるまで、どれくらいかかるかわからないけれど…。
これからもずっと、末永く、よろしくお願いします。
リベラ、大好きな人。読んでくれてありがとう。
……………………………霜月の第12日。成人の儀の早朝、リベラに宛てた手紙より。
✦関係者✦
兄弟…いつも甘えてしまう兄弟、リーリオさん
【illust/65105595】
幼馴染…星の旅人、兄のように慕うアステールさん
【illust/65107589】
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「ふふ…ちょっと大きく咲きすぎたかな…?」
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2017-10-29 15:00:20 +0000