こちらの企画に参加させていただきます。
00課肆【illust/63501295】
■ 稲荷木 天狗(トウカギ アマツキツネ)
鹿児島薩摩支所 002係 所属
27歳 / 男 / 178cm / 62kg / 陰陽師(火)
一人称:僕(仕事中は「私」も使う) / 二人称:(名字)さん、あなた(明らかに年下であれば「君」)
□ 能力 □
▼火球使い
火玉を作り出し、それを操って対象に遠・中距離攻撃が基本スタイル。
火玉はある程度のサイズ変更、1個~複数同時に操作、燃焼や爆発率の加減も可能。
炎だけ手足に纏わせる事もでき、近接戦にも対応は可能。ただし本人の体術は護身術程度のため一般人よりは強いくらいである。
先制、威嚇、援護攻撃向きではあるが、一点または面状に炎を集中させて障壁代わりにする事もできる。
ただあくまで明確な防御壁でも結界と言う訳でもないため、応用例かつほぼ物理的なものにしか効果のない可能性も高く一時的なものである。
▽凶事感知
天狗本人の意思に関係なく、突然天狗の口を通して発言される予言めいたもの。良くない事が来るぞ、といったお知らせに近い。
内容も判然とせず、あくまで受信機に近いので天狗自身も自分の口から出て聞こえた部分しか知り得ないため詳細は分からない。
必ず本人に告げられるため、対象はその時天狗の側にいた人間。
親しくなった・付き合いが長くなった相手ほど内容の精度が上がる。
あくまで近くにいた人間に凶事が来ると感知したら発言されるものなので、感知しなければ例えば同じ人と一週間行動していようとも発言されない場合もある。
感知した凶事がその人に襲いかかる事はまず間違いないが、感知によって本人に告げられた時点でその被害は確定ではない。あとは本人の行動次第で軽減や回避も可能。
■ 人物 ■
それなりに続く陰陽師の家系に産まれたが、生後数日の能力チェックで早々に将来家に必要な実力に育つ見込みがないと判断され、実際能力もほぼ単一、特性もコントロールできないなど低評価のもと、いらないもの扱いで育つ。
数年後にはすっかり疎まれ、遂に家から放り出されて孤児になりかけたが、かなり遠縁にあたる今の義父に引き取られる。以来一般家庭育ち。数日間だけホームレスの経験がある。
手作りアクセサリー店を営む義父と、服飾専門学生の義妹、工業高生の義弟をもつ四人家族。
少々引っ込み思案で物静かな性格。職場では目上や上司先輩には敬語、同期後輩には気安い口調で話す。(同期後輩でも目上なら敬語)
幼少期からコントロールの効かない凶事感知の能力により、生家では役に立たないと蔑まれ、義父に引き取られ通い出した学校でも気味悪がられ、人によっては「不幸を"呼んでる"」と勘違いされて遠巻きにされたりしていたため、家族以外との圧倒的お喋り経験不足と変声期後はコンプレックスも相俟って大変口下手かつ無口。
仕事では割り切っているが、素だと初対面の人への第一声に勇気がいる。
仕事以外で自己発言が少ないだけで話しかけられれば普通に話すし、人と会話をする事自体は好き。
ただ自分から話しかけるのは苦手で、冗談には鈍感かつ疎い、話すトーンが早くないので弾んだトークが出来ない。
「はじめまして、稲荷木天狗と言います。どうぞよろしくお願いします」
「そう、天狗と書いて、あまつきつね。……読めないよね。(苦笑) 良かったら稲荷木って呼んで」
「昔は役立たずって言われたけど、今こうしてこの力を誰かのために使える仕事に就けて、この力があって良かったなって思うんだ」
□ その他 □
キャラクターシートのみの参加となります。背景やモブ要員として使って頂けたら喜びます。
死亡、動けないほどの大怪我など以外でしたらお好きに使って頂いて大丈夫です。
既知関係など、仲良くして頂ける方や相棒になって頂ける方も募集しております。
相棒関係は相性重視とさせて頂きます。よろしくお願いします。
■キャプションは随時変更します。
以下蛇足。
【天狗の三大コンプレックス】
①名前
生家は子供の誕生後名付けまでの間に、どんな能力があるか、特性は何かなどを調べ、それに関連して何かしらから名前をあやかって付ける風習の家だったが、天狗は途中で見込みなしの判が押されてしまったために半端のまま名付けが終わった経緯があり、自分の名前が好きになれない。
そもそも普通に読めないし、名乗ったらまず聞き返されるし、昨今では「キラキラネーム」扱いされるんじゃないかと滅入っている。
引き取ってくれた家族の名字で呼ばれる方が嬉しい。ただ名前からあだ名を付けられた場合は多少喜んで受け入れる。
②髪
黒髪だが、生まれつき室内では真っ黒なのに太陽光の下に出ると青光りする・青黒く見える髪をしている。
本人は室内でしか自分の髪を見た事がなかったので、暫く同級生など周りの人間に遠巻きにされている理由の一つと知るまで気付けなかった。(生家は無関心、義家族はそのまま受け入れていたため言われた事がなかった)
悪目立ちが嫌なので外では帽子を目深に被って行動する。曇り・雨の日は比較的青く見えないので被らなかったりも。
一番青黒く見えるのが太陽光の反射、月光の下だったりするのも本人的にはちょっと苦手。
③声
既に変声期を越えて30目前と言うのにおおよそ成人男性らしからぬ高く中性的な声をしている。声だけ聞くと少年や女性に間違われるほど。本人はもういい年した背も180近い男なのでそのズレが恥ずかしいらしく、変声期以降どんどん口数が減っていった。
初めて話した人が気にしてない素振りだったり、大丈夫だよって言われるとそれ以降話しやすくなる。逆にからかわれると上手く話せなくなる。
【義家族】
家族三人揃って養子・義兄大好き。天狗の髪も声も何なら容姿も好きらしい。
でもコンプレックスなのは知ってるので、好きとは言っても好きになれとは言わない。
娘は年頃のため父には当たりが強いし弟とも喧嘩が絶えない。義兄が間に入ってくれて感謝している。
息子は反抗期に入っていて父にも姉にも口が悪くて喧嘩腰。昔から世話を焼いてくれた義兄にだけは反抗期になれず。
父は娘も息子も可愛いけど可愛くない時期真っ盛りのため昔からずっと可愛い養子が現在唯一の癒し。子煩悩。
義父からは「あま」「あまこー」、義妹からは「つっくん」「つき兄」、義弟からは「つね兄」「兄ちゃん」と、名前三分割で様々に呼ばれている。
実はかなりの遠縁にあたるのは義父ではなく、天狗が引き取られた当時にはもう逝去していた義母。義父が自分を探しに来てくれたきっかけである彼女に対しても心から感謝と恩義を感じている。
2017-10-28 11:00:31 +0000