青頸観自在菩薩 (Nīlakaṇṭha-lokeśvara)

パト (派渡)
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「次は当に此の青頸(しょうきょう)觀自在菩薩の画像法を説くべし。
其の像三面あり、当前の正面は慈悲凞怡(じひきい)の貌(かたち)に作る。
右辺は師子面に作り、左辺は猪面に作る。
首に宝冠を戴き、冠中に化無量寿仏〔=阿弥陀如来〕有り。
又は四臂有り、右第一の臂は杖を執り、第二の臂は蓮華を執把し、左第一は輪を執り、左第二は螺を執る。
虎の皮を以て裙(すそ)と為し、黒鹿の皮を以て左膊に於いて角絡(かくらく)し、黒蛇を被して以て神線と為す。
八葉蓮華上に於いて立ち、瓔珞(ようらく)、臂釧(ひせん)、環佩(かんぱい)、光焔をもって其の身を荘厳(しょうごん)す。
その神線、左膊より角絡し下る。」 (不空訳『青頸觀自在菩薩心陀羅尼經』より)

(次當說此青頸觀自在菩薩畫像法。
其像三面、當前正面作慈悲凞怡貌。右邊作師子面、左邊作猪面。首戴寶冠、冠中有化無量壽佛。
又有四臂、右第一臂執杖、第二臂執把蓮花、左第一執輪、左第二執螺。
以虎皮為裙、以黑鹿皮於左膊角絡、被黑蛇以為神線。
於八葉蓮花上立。瓔珞、臂釧、鐶珮、光焰、莊嚴其身。其神線從左膊角絡下。)

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2017-10-20 15:30:00 +0000