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JOY
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そしてアグラヴェイン卿という沼にINしました。
卿、本当にエモいです。以下はエモさのプレゼンをしたチャットの抜粋です。
読みづらいのと個人解釈はおゆるしください。

***

アグラヴェイン卿とランスロットは原作のアーサー王伝説でも水と油の仲で、
アグラヴェインは、ランスロットとアーサー王の妻の不貞を暴いてランスロットに殺されてしまうんですね
しかしながら6章のアグラヴェインは、ランスロットを、自分を殺したからではなく王を裏切ったから憎んでいますね
エモポイント1点加算です
アグラヴェイン卿の宝具は、詳しく描写されてませんが、黒い鉄の鎖だとされています
これはおのれを縛る理性の鎖だとされています……。王のため、自分の感情を殺し、汚れ仕事を一手に引き受ける。エモポイント1点加算です

6章ラスト付近で、ランスロットとアグラヴェイン卿は宿命の対決をします

ガウェインとベディが、前に進むための戦いをしているかたわら、ランスロットとアグラヴェイン卿は『過去の清算』のために戦います。エモポイント1点加算です
そこで、ランスロットは『王の過ちを正すことこそ忠義だ!この裏切り者!』とアグラヴェイン卿を糾弾しますね
ここで、アグラヴェインは、それまでおのれの鎖に縛っていた感情を爆発させます
アグラヴェイン卿は、つねに王のために働いていた。働きすぎるほどに。働き過ぎて、他の円卓の騎士と溝ができてしまうほどに。
王の手を汚さないために、何度も汚い仕事をやり、それによって自分の名声が地におちようとも、それでよかったのです。なぜなら王に仕え、忠義を果たすこと、それが彼の喜びなのです

そこで、前世において、ランスロットはアーサー王の妻と不貞をはたらきます。アグラヴェインにはこれが許せない。ランスロットはアーサー王が一番敬愛した素晴らしい騎士だった。ランスロットは、アーサー王からの敬愛を一身に受けていた。(アグラヴェイン卿にはない評価をランスロットには与えていた)
それを裏切った。常に光の中で評価され、輝く伝説をいくつを持ち、王の敬愛を、円卓からの評価を、ランスロットは両手に溢れるほど持っていたはずなのに、それを(くだらない)色恋のためにすべて捨てて裏切ったのです
アグラヴェイン卿にはこれが許せるはずがないのです
そのランスロットに『お前は裏切り者だ』と言われたアグラヴェイン

ランスロットからしたら、王の過ちを正すことこそが忠義。アグラヴェイン卿からすれば、王に仕え尽くすことだけが忠義。ふたりは交わることはありません
アグラヴェインは、あのとき、はじめて感情を爆発させます。怒りも、悲しみも、嫉妬も、哀れみも超えて、笑うのです。ははははは!!と、大声で笑います
お前に何がわかる!と言います。ランスロットは面食らったことでしょう。アグラヴェイン卿はランスロットの想像を超えて、いろんな感情をランスロットに抱いていたのです。
もはや語らいは意味をなさない。アグラヴェイン卿とランスロットは剣を交えます……。
ここで凄いのは、アグラヴェイン卿は【狂化】の魔術を自分にかけているんですね

ランスロットほどの騎士には、そうまでしなければ勝てないという、相手を認める行為です
エモポイント1点加算です

しかしここでやばいのは
Fate/Zeroでランスロットはバーサーカーとなり、アーサー王と戦いましたね
あのときのランスロットを想像して欲しいのですが、
自身に狂化を付与してなお、
アグラヴェイン卿は 普 通 に 会 話 を し て い る
彼の、自分で自分を縛る理性の鎖が、どれほど強いかがここでわかるのです
彼が王に仕えた日々、それを支え続けた鎖が、彼自身なのです…
ほかの円卓が、マスター率いるベディたちの前に倒れていくなか、
卿はランスロットにギリギリで勝利します。
そして、生前果たせなかった、王とともに滅ぶという悲願を遂げて、座に帰り、6章が終了します

6章の円卓で、悲願を遂げることができたのは、諸説ありますが、ベディとアグラヴェインだけというのが定説です
エモポイント、メーター故障です

個人的に、このあいだ観た舞台で、
『恐れながら申し上げます!ランスロット卿離反!輝ける湖の騎士は、もはや円卓の騎士ではありません!!』
という部下の言葉に、

一度瞳を閉じて、地獄からの怨嗟のような、腹の底から湧き上がるような憎しみの声で、
アアアアアアアア!!!!、!!!
と叫んだアグラヴェイン卿が
本当に、本当に……
え…も………い…………
だいたい大筋のプレゼンはこれくらいです……
ご静聴ありがとうございました……

#FGO#Agravain (Fate)#Arthur Pendragon#Fate/GrandOrder#cloak#キャプション愛#Fate/GO 100+ bookmarks

2017-10-12 03:18:45 +0000