来る者拒まずの会場は、まさに人種々族のるつぼ
人は踊り、復活者も踊る
眼を惹く花に群がるオス蜂どもが居れば、
なかには復活者でも構わないという豪の者も居る
だが、彼女たちを酒に酔わせて、なんとかしちゃおうとかいう
不心得モノは、幽鬼長とその用心棒に、剣ではなく酒で
討ち取られることになる
いったいその躰のどこにおさまっているのか、あらゆる酒を
はばかりすら立たず、飲み合わせもクソもなしに平然とたいらげてゆく。
彼女たちに挑んだオス蜂は、あえなく無念の涙と反吐を散らし、
ばたばたと床に伏してゆくのだ
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■幽鬼長ジェイレム イギリス系のむっちり感とか出したかったのですがどうでしょう
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■アスターツローザ アスタさまは陸上系の体つきかなあと、勝手に妄想して描きました
illust/65210937
おさけはたのしく、ほどほどに
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オス蜂どもが倒れるたび、知を喰らう復活者たる幽鬼長が、
心底愉しそうに知を授けたまう。
『汝、己が酒量を知るべし』
「・・・知る、べし」
2017-10-08 07:47:23 +0000