器のない魂を吸い取るのは容易である。以前多くあったはずの器が少ない世界で、偶然にも見つけたそれはあまりにも媒体として好都合の代物だ。「困りますねぇ、車掌職とその他のものとの兼任は銀河鉄道規則第……。」「黙りなさい糧。」日常を割って入ってきたのは過去の伝説にいた人形。無自覚の契約者は布でしか見ることのできない空の命。 (彼女は彼を蔑むが、実は自分と同じと知らないで!)
2009-10-04 13:38:24 +0000