【PFRD】死血を祓い沸き立つ黄金【覇王戦争】

米ヽ(゚ω゚)ノ

傷付き髪の色褪せた彼女の姿を見た瞬間武器を投げ捨て駆け寄り広域回復の中心点である己が身体と接触するように抱えあげる。
「あ、こ、こら!ヴォーダン私は自分で歩けるぞ!」
「それにこんなところを皆に見られては示しがつかないだろっ!早く降ろすんだ!」
等と抱えただけで特に力を入れていない腕の中でもがきながら喚く彼女を無視して
彼女の守ろうとした何かを空いた手で担ぎ上げ迫り来る敵は怒りによって練り上げられた雷で打ち据え本陣への道を急いだ。

「お前は死してなお気高き心の有様を変えず、死してなお倒れた仲間を内に宿し連れ帰った。お前は俺の太陽だ、その命の行く末に俺という影が傍にあってもいいだろう。」
そう言葉に出さず語る彼のうちより溢れる輝きは命照らす眩き太陽のそれであった。

遅刻でした

#pixiv Fantasia: Revenge of the Darkness#覇王戦争#【死を睨むもの】#【近衛騎士団アルカンシエル】#グランメイル

2017-09-05 15:40:24 +0000