「そんな」と白の竜が声を上げる
―――彼女らしくない声、と付き合いの長い者ほど評するだろう
だが、今の彼女には、わずかながらに抱く感情があり、そして――――
『私を友と称して、この結末。ああ、あなたは人になるべきではなかったのよ。
――――それに、巻き込んでおきながら、こんなところで自分の仕事しか考えていない
それでいいのかしら、克罪竜さん?』
ストラーフという、友があった。
それが『罪』
これが『後悔』
『自然発生した思念の具現』でしかなかった克罪竜。
彼女自身が、その意識の上に『罪』を抱くことなど、無かったのだろう
克罪の竜の後悔、それは一つの形を成し、業罪の竜の刃となる。
▼罪意の呪怨竜
魔境図書館クリロノミア館長、ストラーフ(illust/63981042)の姿を模した影。
とはいえ、本人とは一切関係が無く、語る言葉も本物の意思はどこにも無い。
ただ、ストラーフが御旗の復活者に拉致された出来事への責がエイルの中で『罪』となり、
それを写し取る形で具現したモノ。
その力は、あらゆる恐怖を煽り立てる幻想。
そして対峙した者の力を奪い、無力を知らしめる呪詛
……なんとも細かい嫌がらせのような呪いも混ざるのは、わずかに残ったご愛嬌なのだろうか?
ルードゼルクの特性である『心的外傷の感知』が能力の一部として変化し、的確に心をついてくる言葉と呪いを放つ
※中の人からの許可は得ております
■こちらのイベント【illust/64798921】の討伐戦エネミーとなります。
イベント詳細はイベントシートをご覧ください。
タグ【竜の詩:罪意の呪怨竜】が付いた作品五件で討伐完了です
※追記
上記でタグの指定ミスがありましたので
【竜の詩:罪意の呪怨竜】
【竜の詩:罪意の呪怨竜討伐戦】
両方を集計対象とします
申し訳ありません
※イメージレスポンスはイベントシートのほうに付けるようお願いします。
※他の討伐戦との併用は不可となっております。ご注意ください。
2017-09-05 07:47:44 +0000