「なぜお前がその気配を纏っている!答えろ!!」
その問いかけに答えることはなく、彼はその腕で襲い掛かってくる。
彼はかつて共に戦い、襲われる瞬間まで共に笑いあった傭兵仲間。間違えるはずなどない。
あのドラゴンに襲われた後、遺体もなく行方不明とは聞いていたが、何故ここにいるのか。
攻撃を避けながら彼を見る。その"腕"、その"足"、その"気配"は明らかにドラゴンのそれであり、そこから導き出される答えは――
ついにあのドラゴンに辿り着いたというのに、やっと借りを返せるというのに、どうしても躊躇ってしまう……
流れとしては【illust/64585138】→【illust/64655112】→イマココ!
■ファヴニル【illust/64021878】
モルゴス【illust/64570007】
2017-09-01 10:21:03 +0000