【存在に恋2】シア【住民】

icco

こちらの素敵な企画様【illust/63789348】に参加させていただきます…!

※NL・BL・GL混合企画です

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▽シア
11歳 / 140㎝ / 風月の第21日生まれ(3/21)
一人称/ 自分
二人称/ お前、名前呼び

スターボットに住むクノップ族の子供。

▽クノップ族
植物の声を聞くことのできる一族。
子供の時ははっきりとは聞こえず植物の喜怒哀楽が分かる程度。
大人になるにつれてよりはっきりと植物の声が聞こえるようになり会話も可能になる 。

▽9/2 素敵なご縁を結んでいただけました*:.。.
ピシェ・アンディオゼールさん【illust/64363088

何をしたいとか何になりたいとか
他人から向けられる視線や感情にすら全く興味が持てなかった。
ーあの日、君に会うまでは。


「迷子…?…自分も帰るところだから、森から出たいなら付いてきて」
「自分はシア。…好きに呼んでもらって構わないよ」
「へえ、ピシェは役者なんだ」
「植物診てた…日課だから」


あの日出会った不思議な子。
色んな役になりきって話すその子は木の生い茂る森の中には
まるで似つかわしくない雰囲気で。
筆談でもころころと変わる表情はとてもキラキラとしていた。

(また、きます…って、)

帰り際、勢いよく手渡された紙。
筆談に使っていたスケッチブックに大きく書かれたその文字に
驚きだけじゃない何かを感じながら去っていく背中を見送る。
(なんだろう、この変な感じ…)


「ピシェ…また迷子になったの?えっと、久しぶり」
「この花…見た事ない。エドガードに咲く花、なんだ。…綺麗だね。…え、プレゼント?」
「舞台観たよ。母さんが素敵って言ってた。…自分はよく分からなかったけど、
 でもピシェはきらきらしてた。すごく、楽しそうだった」


一年に数回会えるあの子との話は本当に尽きなくて。
誰かと接するってこんなに温かい気持ちになるのか、なんて。
隣に立つ君を見ているとふわりふわりと気持ちが浮き立つ。


「…次はいつ頃スターボットに来るの?」
「ピシェは将来やっぱり舞台に立ってるのかな」

「大人になるってよく分からないけど、大人になってもピシェとは一緒にいたいな、って思うよ」


もっと君の事を知りたい。そして、そう思う自分の事も。
この気持ちに名前がつくのはきっとまだ先の話ーー


お友達など既知関係はご自由に!
モブや背景などにもどうぞ。

※キャプション随時編集します

#【存在に恋2】#【存在に恋2】はじまりの季節#【存在に恋2】スターボット#【存在に恋2】出会った後

2017-08-28 16:01:32 +0000