アスカ「さてと・・・後は空から降らせでもするか」
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【夢霊式改竄槍(リベリーギ・ランツォ)】
魔境図書館周辺の森、その地の探索の中でアスカらが拾った【illust/64609934】異世界の異物を参考に作製した槍。
彼が言うところ、これは彼を嫌う「神」が作った「悲劇の物語を台無しにする道具」だという。
「改竄」と名が付く通り、この槍で突かれ、刺され、切られたものを改竄する力を持つ。
例えば、解呪困難な呪いの解呪条件を書き換えることも、呪いの内容を別物にしてしまう事も出来る。
例えば、威力や耐久力を変える事が出来る。
例えば、種族を変える事が出来る。
あくまで改竄であり、消す事はない。また無から生み出す事もない。
そして、死の事実を覆す事は出来ない。道具を作った「神」が、それを禁じているからだ(ギリギリ出来て転生である)。
アスカはこれに、転移装置・エスカペ【illust/64524435】に施された認識歪曲の呪いを参考に槍に認識改竄の機能を与え、復活者では槍の存在を認識する事が出来ないようにして戦場のあちこちに放り投げている(手に取れば使い方くらいはわかるように処置はしている)。
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認識できなくさせているということは、相手から見たらどっかの王様の剣よろしい感じになっているんでしょうかね?(自分で思った。
イメージはペン。編集する者。
使用可能者範囲は復活者以外の全体です。
頼めば他の武器の形にもしてくれますが、デザインは色だけ合っていればお好きにどうぞ。
※追記
改竄槍の穂先は金属ではなく、高濃度の魔力結晶です。
結晶に改竄魔法を刻んで「改竄」という機能が付いている"だけ"の状態です。
使用者がどう改竄したいかという方向性を与える事で効果を発動します(認識改竄は別口)
アスカはこれをここ【illust/64687660】で使い、相手の現在の状態を改竄(復活者を、復活者になる前の状態(取り込んだ素の遺体の状態)に戻す)しました。
■制作者の狐【illust/63983977】
遠い昔、少年は夢を見た。
憧れた幻想を現実に成り代わらせ、彼を嘲笑った現実を幻想に追いやることを。
神は少年を恨んだ。
「お前の夢さえなければ、私の悲劇などなかったのに」
2017-08-27 13:36:10 +0000