【架空】中国人民解放軍・85式元帥制服

楚星蘭三
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*2017/9/1 元帥と隣の士官のみ、服の生地を濃いカーキ色に変えたバージョンを追加。
久しぶりにアジア共産軍ネタで。文革期の「65式」で階級制度・階級章を廃した中国の軍服は、マイナーチェンジの「74式」「78式」をへて、1987年のいわゆる「87式」軍服で階級章が全面的に復活しますが、1985年にはそのいわば先行形態として、襟章・肩章・制帽のあご紐などでひとまず兵士と指揮官の区別をつけたという、いわゆる「85式」軍服が制定されました。
今回の絵、左端の人物が着用しているのは、その85式軍服において、1955年に中華人民共和国元帥に任命された10名の人物(いわゆる「十大元帥」)のうち、85年時点で存命であった4名、劉伯承(1892~1986)、徐向前(1901~90)、聶栄臻(1899~1992)、葉剣英(1897~1986)(「十代元帥」の序列順)のために定められた制服、という設定です。上に書いたように階級制度が本格的に復活するのは87年ですから、これは階級章というより、多分に「元帥のキャリアを持つ人物への栄典」という性格が強いものになりそうです。
【参考】ウィキペディア記事「中華人民共和国元帥」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD%E5%85%83%E5%B8%A5

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2017-08-27 07:00:25 +0000