「さあ往きましょう。多くを掬い救うために」
「私の魔法が、あなたのお役に立てるのならば。あなたと共に歩みましょう、モモトセ」
「ワタシが『復活者』のようであると? 失礼な! ワタシは生者の最後の願いを掬うもの。尊き死者の願いを食い荒らす復活者などと一緒にしないでくださいませ」
「コレが怪しいのは重々承知ですが悪いものではないのでご安心ください」
『救済人形』モモトセ 年齢:不明・見た目は十代半ば/種族:動く死体/性別:素材は男性/身長:151cm/一人称:ワタシ
とある道士に作られた、人の『願い』を原動力として動く死体。死の間際にいる人々の最期の願いを聞き受けることで体に印を刻み、願いを叶えることで印をそそぐ。印が、叶えるべく願いがあるうちは動き続けるが無くなればただの死体に戻る。
初めのうちは自身の存在意義に思い悩んでいたが、エルマ教と出会って割と楽になったので自己肯定にありがたく使わせてもらっている。
エルミア帝国の役に立ちたい気持ちは山々だが、成り立ちが後ろ暗いためあまり真っ当な組織には所属できない、ということで辺境兵団アウジリアス【illust/64027755】に籍を置かせてもらっている。リビングデッドは種族と言い張る。素材は普通の人間の少年でした。
普段は願いを集めたり叶えたりで大陸各地を巡礼したりして兵舎には居ないのだが、この度の騒ぎで兵舎に戻ってきた。ちょっと遅れてしまった。
武術戦闘術はからっきしだが、リビングデッドの例にもれず非常に怪力。
鉄靴の魔女・コーネリアス 実年齢:60歳/種族:魔女/性別:男性/身長:183cm(義足込み)/一人称:私
かつてモモトセに助けられた種族魔女の青年。道を誤った母親である魔女をモモトセの助けを受けて粛清し、その魔法を受け継いだ。本人曰くモモトセとは主従関係らしいが、はたから見ると保護者に見える。
使える魔法は鉄の召喚と使役。鉄を様々な形に変えたり、動かしたりできる。召喚できるのは純鉄のみだが、混ぜる材料をあらかじめ用意しておけば鉄合金も作れる。母親との戦いで失った脚も鉄で作り直した。
魔法の性質上、自身で武器をふるうことが多く並みの戦士くらいには武術を心得ている。あくまで並み。唯一、普段から持っている鋼鉄のほうきを使った棒術ならば並み以上の腕前がある。もちろん空も飛べる。
出身は西エルミアの山奥。黒の王の国から逃げ延びてきたのか、精霊種の森から勘当されたのかは不明だが一族だけで暮らしていた。実家は母親に焼き払われたため、もう名字は名乗っていない。
ロゴ素材お借りしました!【illust/64119426】
■遅ればせながらpixivファンタジアRD【illust/63981060】参加させていただきます。今年もよろしくお願いします。
2017-08-24 14:14:36 +0000