私はどうやら死んでしまったようだ。
記憶はひどく不鮮明で
どうして死んでしまったのかも思い出せない
それがどうしてこう今動いているのかも分からない
ああ、これが所謂復活者なのか?
では私は私なのか、私を取り込んだ復活者なのか?
わからない
ただひとつ分かるのは
娘を守らねばならぬということ
目をやられた娘は
私の醜い姿にも気づいておらず
これまでと変わらずに父として慕ってくれる
娘の目が見えるようになるまでに
私は娘を誰か生者に託さなくてはならない
わたしがわたしでいられるうちに
むすめのめがみえぬうちに
ああ、わたしはもうだめだ
わたしは亡者として倒されてもいい
どうか
どうか
むすめだけは
復活者の父とその娘です
父は復活型寄りの亡者型で、その他いろいろ取り込んでいる為
はがね人やその他もろもろ取り込んだ奇怪な姿をしており、
娘の父としての自我を失いかけています
腕は元々四本ありましたが一本失っており現在三本腕です
武器はまとめて殺そうとしてくる生者と娘を吸収しようとしてくる復活者対策
娘は父が復活者だと理解しておらず
父から離れようとしません
放置すると父親は人に危害を加えるようになります
うまい具合に引き離しても、一緒に倒してしまってもかまいません
「おとうさんは どんなすがたになっても わたしのおとうさんだよ」
2017-08-22 17:23:59 +0000