追記
成長後の姿がレーティング対象になっちゃったため(水着すぎた)マイピク限定になってます
企画元:きみの存在に恋をする。2【illust/63789348】
◆ RINE / ライネ
11歳/128cm/ユトリロ在住(ルナールの貧困街出身)/収穫月の第十一日(7/11)誕
好き:宝石、良い香り(お菓子やパンが焼ける匂い、果物、花、香水、森、干した布団etc食べられなくても食べ物の匂いは好き)
趣味:日曜日のミサ(暇だから。もらったクッキーは鳥にあげる)、教会でもらった古本や聖書を読むこと、温泉
嫌い:盗み
日々を生きる事に必死で恋どころか友情もよくわかっていません。
基本つんけん、下宿先のおばちゃんと漁港のおじちゃんたちにはそこそこ心を開いています。
家族と家に住んで学校に通ったりしている子たちは
なんか輝いてるなとぼんやりした近寄りがたさを感じています。
たまにルナールの街に買い出しに行ったりお使いしたりあると思うので地域遠くても◎
一緒に大人になりたいと思えるような素敵な方との出会いがあるとうれしいです!
リレー漫画や小説やハードな交流はできませんのでまったりOKな方で…!すみません。
はじめましての方もそうでない方もよろしくお願いします。
返信は即日~3日程度、平日より土日のほうが早いです。
◆唯一無二の相手と出会えました!
対称的な存在 ロゼンジさん【illust/64431365】
やけに偉そうな奴が絡んでくるから、いつもみたいに追い払ったら泣きながら怒ってきて
宝石ほしいなら言うこと聞け!だって。何かたくらんでるわけじゃなさそうだし付きあうことにした。
金持ちだろうとは思ったけどルナールで宝石商をやってるって言い出してヒヤヒヤした。
昔親が盗みに入った店だったらどうしよう。それとなく聞いてみたら違うっぽくて安心した。
「じゃあな。こんどは魚買ってけよ」
今度なんてないと思うけど。どうせ金持ちの気まぐれだし。
と思ったのに。こいつ、よく来る。
「おまえひま?ひまなら仕事手伝ってけよ。・・・いやなら帰れって」
「ダイヤ?このまえはエメラルドだった。よくそんなに持ってこれるな。もしかして親からくすねてる?
いたっ!わかったわかったはたくなよ」
「石は、別に・・・いらないわけないけど。でも仕事はさぼれないから」
「つかれた。俺はもー、ねむい…おまえ、かえれ。あーあー、うーるーさーい…。泣くなよ」
つっぱねても、石なんかいらないって言ってもしょっちゅう俺にかまってきた。あいつルナールに住んでるくせに。
いつ飽きるんだろう?俺は毎日宝石が食べられる暮しに慣れたくない。
まずくても毎日必ず手に入る小石があればいい。あいつの気まぐれで生活がつくりかえられるのはごめんだ。
「ピンクダイヤモンド?へえ、ほんとにピンク色」
「あまい?そういえば、くだもの食べたときも甘いって言ってた。そっか、くだものもこういう味なんだ」
「なんだ。今日は宝石もってないと思ったら、服?あのな、俺、海に出るし掃除とかするしすぐ汚れる・・・
いいから着ろってなんだよ。おまえほんといつもめちゃくちゃ言う」
そう思うのに身の回りにあいつからもらったものが増えていく。
宝石も服も家も。俺が憧れる「普通」よりももっともっと上の存在だった。
なにもかも違いすぎて、だからたぶん、友達じゃないんだと思う。友達とかいたことないからわかんないけど。
すごくモヤモヤする。ああもう、ほんとにいつ飽きるんだろう?
俺があいつなら今ごろ髪の毛真っ黒になってただろうななんてばかみたいなこと考えた。
また来るのかな?もう来ない?
会いたいのか会いたくないのか、自分でもよくわからなくなった。
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素材お借りしました:illust/44928103
2017-08-21 17:03:20 +0000