https://www.youtube.com/watch?v=lCYVgMuwIUs
ここはある高級秘密くらぶ
そこに一人の若者が、瓦版屋・四十三(よしぞう)を訪ねた
士郎蔵「四十三さんですか?」
四十三「なんでえ?おめえはよ!!」
士郎蔵「実はですね・・買ってほしいネタがあるんです、とびっきりのね・・・奉行所の与力がね、浮気してんですよ・・」
「ざわ、ざわ・・・!!それで・・・!?」
四十三「な、なんでえおめえら!!これは俺の仕事の話だ!!その話は外で聞こうじゃねえか!!・・・おい、ガセネタだったら承知しねえぞ!?俺はこれでも昔は拳闘やってたんだからな・・・で、与力がどうしたって?」
士郎蔵「へい・・・一か月前、それより・・・この先の水茶屋で仕込んでんですよ!」
次の瞬間、四十三の体を何かが貫く
一方、新品の着物を仕立てた宗七は・・・
店主「いやぁ、いつもながらいいご趣味ですねえ・・」
宗七「うまいこと言うねえー」
店主「あ、着付けを・・・」
るみ「はぁ~い!!こんばんわ!!ちょっと反物を買いたいんですけどぉ~、見せてくださるかしらぁ~」
宗七「お、着付けしてくれんのかい?すまないねえ・・・おや、なかなかシャレた指輪してるじゃないか!!それどこで売ってんのか教えてくれないかい?・・・!?誰だ、お前!!」
試着室の中で粛々と仕置きは行われた
そして首謀者の嘉兵衛は、新しい女占い師を仕込んでいた
嘉兵衛「違う違う違う!!違います!!いいですか!?もっと陶酔狂に入って!!はい、もう一度!!おん、ころころ、せんざ~い♪なむ、へんじんだいぼ~さ~つ~♪・・霊蝶の代わりとまではいかないが、いい娘が見つかったわい・・・ん?誰です!!今先生がとらんすに・・・」
嘉兵衛の額に真っ赤に焼けた針が突き刺さった
やいと屋まこえもん「・・・霊蝶さん、仇は討ったよ」
ここは世にも珍しいバイク王の城
バイク王「見事じゃ!!占い師を使って世間を騒がす悪党たちをよくぞ葬ってくれた、褒美を取らすぞ!!持っていくがよい!!」
志乃「・・・小判じゃない、なんじゃこりゃああああーーーー!!」
まこえもん「金なんていらないさ、情で仕事をするなんて・・仕業人としては失格だけど・・・グエ!!!」
霊蝶「あれま、やいと屋はん!!上から落ちてくるものには注意せえって言うたやろ!?・・え?うちがあれくらいでくたばるかいな!宗七の刀くらいではうちは死なんで!!まだ金をぎょーさん稼ぎたいさかいな!!怪我したせいで命中率は下がったけど、うちの占いは三割は当たるで!!」
セイバイ「士郎蔵・・・これは料理に使えるのでしょうか?どうしたのです?急に白いものが増えて、腰が曲がったりして・・・普段の鍛錬が足りないからですよ!」
2017-08-20 03:39:04 +0000