中部軍防空情報隊(のち第三十五航空情報隊)女子通信手

悠久の大義

【昭和18年頃、採用開始時】
昭和18(1943)年3月、陸軍省は東部軍に続き中部軍防空情報隊にも女子通信手の採用を決定、約10倍の難関を突破した90名が第一期女子通信手として大坂城内において任務に就きます。

中部軍防空情報隊は中部、近畿、四国地方に来寇する敵機の情報収集を担当し、女子通信手は通信隊(翼隊)に配属され主に隷下・指揮下の各師團・要塞との電話連絡、及び監視隊・警戒隊・民間防空監視隊本部から送達された敵機情報の表示を担当しました。

採用当初の制服は夏・冬ともにサージ生地の灰緑色ダブルのスーツにキュロットスカート、ツバ無しの制帽、茶色の革靴が官給され、胸に鷲と「防」を図案化した金モールの隊章、認識票、左腕に軍属の徽章を付けました。
ネット上で有名な東部軍防空情報隊とは細部で異なる様です。

※中部軍防空情報隊(のち第三十五航空情報隊)についての詳細はhttp://shinkokunippon.blog122.fc2.com/blog-entry-832.html

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2017-08-14 15:00:23 +0000