「竜種だ!」
という叫び声をかき消すように、美しい歌声が響いた。
その響きの麗しさと裏腹に、耳にした兵士たちの顔には苦痛の表情が浮かぶ。
隊列から一人の竜騎士が飛び出し、声の主の頭に一撃を入れた。
歌声の竜がその衝撃で一瞬ひるみ、音が途切れる。
「かつて美しかった竜がこんな姿に…残酷なことだ、送り返して差し上げねば」
死は、死の床に。エイレーンが独り言のようにつぶやいた言葉は、恐らくスコルの耳にだけ届いた。
もふもふした相棒は返事をするように低くうめき、戦闘を開始した。
お借りしました!
歌竜ベルズス
【illust/64028267】
描いてる間に熱唱されてたベルズス氏
【illust/64110814】
自キャラ
エイレーンとスコル【illust/64052015】
乱入歓迎ですლ(╹◡╹ლ)パラレル歓迎派なのでざっくりとした感じでお願いします。戦闘継続なかった場合次の動きに移ります
2017-07-29 14:06:05 +0000