◆ 九十九路の羅針盤【illust/60865485】様 最終期に参加させて頂きます。
私に最優なる一瞬など あるはずもない。
私は永遠を許されない。
私が君の傍に居ることは許されない。
だから、どうか遥か先には 「永遠」の君の隣人が居る事を願う。
―― 《■■■の手記》
国名:刻針の貴賓箱 セルクイユ・アム
代表:琥珀(コハク) 金烏の記憶 年齢不明/性別不明
ポイント 500pt 【強靭:101 知能:107 器用:137 機敏:70 幸運:85】
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前期 琥珀【illust/63567760】
刻針の貴賓箱 セルクイユ・アム 詳細【novel/7805205】
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世界中から運び込まれた優なるものが集う国。
【蒐集品】が民として【刻針】によって永遠を約束される国。
想われた【賓客】たちへ、【願い事】を贈る国。
セルクイユ・アムは蒐集品の国。
愛しきものの【永遠】を願い、歩む者のための終着点。
【永遠】を願われたものが、終わりを探すための始発点。
誰かのための国ではなく、誰の国でも在りはしない、満ち欠け巡る永き時の国。
金帆暦150年。
いつか、降ろされた銀の針。
いつか、破り捨てられた目録の一頁。
いつか、眠れなかった明るい星の夜。
いつか、春嵐に看取られたさいごの卵。
いつか、託された想いの輝き。
『「永遠」であった意味に、今なら応えられるでしょうか?』
巡り続ける「今」を託して、貴賓箱は金の針を掲げる。
終わらない「今」を夢見て、貴賓箱は銀の針を掲げる。
そうして止者は「今」を知る。
この国の誰もが見上げる、刻針の時辰盤にて。
琥珀
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貴賓箱を訪れた青年ののこした蒐集品。
彼が望んだ花の色。唯一の花墨晶を本体とする永劫の止者。
30年の経験で、多少王様らしさと落ち着きが増した。
一人でも王としての役目を担えるようになってきたが、
自信がついたが故に暴走することも多く、蒐集品たちにそっと気にかけられ、見守られていることが多い。
王と蒐集品たちの距離を大きく近づけた功績者とはなりえたが、本人はそのことには気づいていないようだ。
花の世話や、日々のお茶の時間への熱意は以前のまま、
「花園の管理人」として蒐集品や賓客をもてなしている。
【刻針の時辰盤】を製作監督、並びに【金帆暦】を公布した張本人。
監督の時計への理解不足から他国と異なる盤上になっているが、全く悪びれる素振りはない模様。
「この国だけの特別だから、この国はこれでいいんです」
貴賓箱の王はにこやかに、今日も光刺す【時】を見つめる。
刻針の時辰盤 これからのためのこれまで
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刻んだものはこの国のこれまで。
刻むものはこの国のこれから。
願うものは金の針、願われたものは銀の針。
同じ盤上で、同じく時を過ごす時計。貴賓箱に新たに掲げられた答え。
太陽の光を透かし輝く世界は、絶え間なく七色に彩られるという。
◆ 既知関係
何時か銀の針をもって此処に在り。何時か金の針は進み続け。《宝物》は巡り合いました。
深海のたびびと “巫瑚竜”シャウさん【illust/64049198】
それが二度目の出逢いだと、いったい誰がしるでしょう?
それがあの日夢見た日々の続きだと、いったい誰が喜んだことでしょう。
全て破り捨てられた頁の向こう側。
もう一度。有り得なかった出会いを越えて。銀の針が繋いだ路で。
その「はじめまして」は水路より、春満ちた永遠の国で交わされました。
台詞全体などはこちら【novel/8045536】に。
◆ 既知関係もどのような関係でもお気軽にご連絡いただければと思います。
また、不明点あればお問い合わせください。
お返事は1日~3日ほどお待ちいただくことになりますが、よろしくお願いします。
◆ 九十九路の羅針盤で、ここまで素敵な絆を結んでくださいました、泡沫のシードラさん/夕さん、
滴さん/コロネクロネさん、ユーカさん/海乃さん、白妙さん/まもりさん、本当にありがとうございました…!
恐らく本投稿が期間中最後の投稿になるかと思います、ご迷惑をおかけしたり悔いの残る部分もありますが、とても楽しかったです。
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分家家系につきまして、四期までの投稿となってしまい申し訳ありません。
素敵な絆を結んでくださいました、滴さん/コロネクロネさん、シオンさん/叢さん、本当にありがとうございました…!
◇ 何か問題などありましたらご連絡よろしくお願いします。
2017-07-23 13:31:05 +0000