「私はサラザール遠征軍アル=ラカバ将軍である。同胞よ、君たちを歓迎しよう」
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復活者に対抗すべくエルダリア諸国と協力することになったサラザール朝。
しかし、長年敵対関係にあった相手国の領内への遠征軍を誰が率いるか、で懸念が生じた。
かつてエルダリアと戦った将を置くと、余計な軋轢を生みかねない。できればエルダリア方面で戦ったことのない者が良い。それでいて能力はそこそこあり、なおかつ、問題が生じた際に首切りして責任を取らせても惜しくないやつを・・・
かくして、一人の将軍が選ばれたのである。
■アル=ラカバ将軍
年齢:おっさん 身長:わりといいじゃん 能力:そこそこ
サラザール遠征軍の(表向きの)代表。
お飾り将軍であり、装備類も方々からかき集めた見栄え重視のお仕着せ。
顔役として各国と折衝し、有事の際には共闘を指揮し、サラザール朝の人間を保護する。
そして何か問題が起きた場合はサラザール朝全軍を代表して首を切られるのが主な仕事。
今日も彼は何事もないよう神に祈りながら異国の地で頑張っている。
ファレス朝に出向していた折、趣味で現地の学者から旧世界の遺跡やはがね人について学んでいる。
その後も閑職時代が長かったことから、武芸以外の趣味事に通じている文化人でもある。
最近のお気に入りはバニラ味の胃薬。
2017-07-23 11:55:46 +0000