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じぇいうさぎ此方の企画【illust/63335566】に一人投下します！
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キャラクターストーリータグ【空想医学読本・脳外科の章】
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絵師名：『萎びた胎児の』アイヒマン 性別：男性 年頃：７０代くらい
一人称：普段は「私」、昂ってる時は「この萎びた胎児」 二人称：友好・中立者には「君」、敵対・嫌悪対象には「屑肉」
「創作か。確かにこの屑肉溜まりの世にて、唯一人の救いとなり得る物だ。けれどね、君。 頭に留めておきたまえよ…澱みに塗れた創作からは、存在の痕跡までも消し去りたいと願う程の悪夢も生まれ得る事をね」
「君、もし清き絵師ならば…目を瞑り耳を塞ぎ給えよ。現世には人の傷、滲む膿、たかる羽虫どもがあるのみだからね」
世間的には「子供ばかりを狙う最悪の部類の連続殺人犯」と認識され、
その実態は「過去に己が生み出した悪夢めいた禁忌の画獣と、その痕跡である画獣の”恩恵”を受けた者すべての抹消」という、誰にも理解されることのない闘いに身を投じている老人。
口調こそ猟奇犯罪者めいた芝居がかった（というか某フロムゲーめいた）ものだが、その声色は重々しく、
性格も厭世観と自責と使命感に押しつぶされた偏屈で陰鬱なものである。
ただ「社会や自身の歪んだ欲望によって穢されて」いない「清らかな」絵師やその創作物に出会った時のみ、その硬い表情を綻ばせ絵師を「神子」と呼び称えるという…彼は狂っていた。
殺人者となる前の職業は画獣の力を用いてフィクション上でしか成し得ない医術を実現させる『空想医学』を用いた闇医者。アイヒマン自身の厭世観が拗れるにつれて『空想医学』もより強力かつ冒涜的な物へと推移し、ある時期は禁忌、としか言いようのない施術をもって裏社会では一部の歪んだ者達に名が知れていた（作品内４ｐ参照）
だがある時歳か過労かＳＡＮ値が尽きたか半年ほど昏睡状態に陥り、そこから目覚めたアイヒマンは人が変わったように己の『空想医学』をその痕跡さえ抹消すべきもの、と考えるようになり…かつての自身の顧客たちを探し出して殺す殺人者へと転身した。
現在は本人が忌み嫌っているためもう『空想医学』の為の画獣を生み出すことはできない。そして闇医者としての仕事は『空想医学』頼りだったため、自力ではメス一つ満足に操れないようだ。
派閥は革命派。現在の彼自身は無秩序な創作が生み出す結果に畏れを抱くむしろ保守側の思想を持っているが、闇医者時代も現在も完全な犯罪者である彼に法の側に居場所など在るはずはなかった。
己の目的を果たすまでの身の安全確保の代償として、革命派のミッションに手を貸す感じの関係。
そんな感じで革命派サークル『紋化子屋』【illust/63887569】に身を置くことにします。
自身に明確な目的はあれど、社会と秩序は恨むレベルで大嫌いなのでそれなりに積極的に安治への攻撃はすることでしょう。
『絵師喰い』に対してはさほど関心を抱いていない様子。自身の標的がたまたま絵師の力を持っていたらそれを頂戴する程度。
画獣名：『萎びた胎児（ウィザード・エンブリオ）』 性別？
「………ミ、コ…」
アイヒマンが半年の昏睡から目覚め、闇医者から殺人者へと転身した際に発現させた画獣
『へその緒の代わりに胴部から生えた鎖で雁字搦めになり決して開かないおもちゃ箱に抱き着いた胎児』という外見はアイヒマンが昏睡の間に見た自身の人格を一変させるほどの『夢』を一欠片とてこの世界に零さず、またこの世界に汚させないという願望の表れなのだろう
能力的には、年老いた上に半年寝たきりだった老人であるアイヒマンの身体を「殺人鬼として機能させる」為だけに生み出された画獣であり、強力な念動力的サイキックをもって物を浮かす・飛ばす他にアイヒマン自身を外側から念力で操り人形としアメコミヒーローやハリウッドアクションのような激しい動きを可能とさせる。
だがその際肉体への負荷はまるで考慮されておおらず、力の行使の結果アイヒマン本人は『萎びた胎児』を生命維持装置代わりに用いていなければいつ心肺すら機能停止してもおかしくない状態にある。
画獣としての自我は希薄でほぼ喋る事もない。だが「穢れ亡き創作」に対する感受性は画獣側の方が鋭敏で、それを感じ取った際には勝手に顕現しふらふらと吸い寄せられていくことがある。
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Ｑ：こいつと同じ名前で似た設定のキャラ別企画にいたよね？
Ａ：作者自身はこのキャラクターの物語に「同名の別企画キャラの人間世界でのアフター」としてのイメージを実際持たせています。
ただ当企画主様方、「同名のキャラが参加していた」別企画の主様方及び「彼」の所属していたギルドのマスター様方にとって受け入れがたい場合、「同じ名前と似た経歴を持つ別キャラ」と解釈してスルーして頂けると幸いです
2017-07-18 15:58:43 +0000