九十九路の羅針盤|illust/60865485
「うるさい。聞こえてる。ちょっと黙ってて」
パスティーシュ
女|15歳|155cm
月光|300pt【強靭:100 知能:0 器用:0 機敏:0 幸運:200】
一人称:パティ
二人称:君、貴方
▼所属国
黄昏染まる天使の国 トワゼラス|illust/63840155
母親:ミメティーズモ/メモーリア|illust/63411220
「パティのお母さん。花に言われて、花を引き抜いた人」
「あたしのママ。天使が嫌いなくせに、天使から咲くのを拒否した人」
感情の起伏に乏しく、口調も淡々とした天使。
不機嫌な時だけ露骨に表情を変える。
母が死の直前、祝福の力を与えてきた為に対価として大切な記憶をずるりと抜き取られた。
自身に大切且つ幸福な時があったことは覚えていても、それがどのような記憶であったかは全く思い出せない。
祖父や母同様に姿を変えることが出来、自身もそれを母と同じ風に営業等で役立てている。
しかし母のように「人助けをしたい」という理由からではなく、ただ自分が生活していく為。
死ぬまで人助けを続けた両親のことは勝手な人たちだと捉えており、その影響もあって人のために行動することは殆ど無い。
祝福の対価は母同様に「記憶」。ただしそれは大切な記憶だけに限らず、その人の名前や生まれすら全て奪い取るというもの。
ぶかぶかの古びたコートを気に入っており、引き摺りながらも肌身離さず使っている。
何の考えがあってか、花の姿に化けて出歩くことが多い。
「大切なこと、幸せなこと。あったかもしれないけど、忘れた。忘れたことしか覚えてない。
でも、もう良い。思い出そうとするだけ無駄、徒労」
「何でって、パティは天使だから。
求める人がいたら祝福の力を与える。それ相応の対価を貰う。それだけ」
「お母さんも、お父さんも、みんな勝手。
二人とも、人のためなんて言って努力、尽力してた。
でもそんなの、恩着せがましい、烏滸がましい。報われなくて、無駄だった時、人のせいにするための言い訳。
そんなもの捨てて、人の言うことも花の言うことも聞かなかったら良かったのに。
少なくとも、パティはそれが良かった」
.
「ま、うじうじ小難しいこと考えたって時間の無駄だし。
そんなことより、あたしとお喋りでもしない?」
▼花
クレアシオン
女|外見年齢19歳|166cm
一人称:あたし
二人称:あんた
天使パスティーシュに咲いた花。
本人曰く、メモーリアの実子に当たるとのこと。
自己主張と気が強く、賑やかを通り越して喧しい。
たまに誰かの夢へ出てくるが、人がいるという嬉しさから好き勝手喋る為、夢を見た者はその日睡眠不足に陥ることが多い。
静かで暗い場所が嫌いで、明るく賑やかな場所が好き。
目の色が母親とは逆、パスティーシュと同じになってしまったことが不快。
天使が自身の姿に化けることに関しては自分への当て付けだと憤怒する一方で、自分が咲けたらどんなに楽しいことだろうと夢見て止まない。
また、天使が対価として奪い取った記憶が流れてくる為、なおのこと自分も外に出て様々な経験をしてみたいとぼやくことも。
一日でも早く咲きたいと強く願っている。
「天使のお陰で色んな人の記憶が見られたのに、何でママは咲きたくなかったんだろ?
あたしだったら、自分の幸せ探すために天使を犠牲にしてでも咲きたいけどなー!」
「ああ嫌だ。何でママと逆の目、何で人の真似しか出来ないあの天使と同じ目。腹が立つ」
「太陽? うんうん、好きだよ! あと人が楽しそうに喋って遊んで生活してるところを見るのも好き!
でも、そこへあたしがあたしとして生きていられたらもーっと好きになると思うよ」
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絆に関して
友好、犬猿など、性別問わず相性重視で良いご縁を結べればと考えております。
恋愛に発展する場合は異性もしくは異性寄りの中性の方のみとさせて頂きます。
天使、花のどちらかを指定頂ければと思いますが天使の方は余程のことが無ければ来期は花に乗っ取られますのでその点はご了承ください。
メッセージを頂いた場合は即日もしくは三日ほど時間がかかると思われます。
キャプション随時編集
2017-07-14 14:59:53 +0000