【九十九路】リオロアーク【最終期】

mado
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◆九十九路の羅針盤【id=60865485】
分家として新規家系失礼します。

◆グロリオサの弓/リオロアーク 羅針盤:月光
16歳・男性・167cm 僕/あなた、あんた/~さん、呼び捨て
300pt 強靭20 知能90 器用100 機敏30 幸運60

前期代表と山牙族の女性との間に生まれた。
武器人の花戦、グロリオサを咲かせる弓。魔術で作り出した矢で攻撃する。
温室の管理や宝果実の栽培に携わっており、花や植物を使って何か作れないかを研究している。
歌声には幸運を呼び寄せる力があるが、姉と比べると効果は弱く人前では歌いたがらない。
動物たちや森の精霊との意思疎通が可能。動物や精霊と接するのは好きな様子。
花戦の血により心が欠落気味なためか、掴み所が無く無愛想な性格をしており、
お礼を言われたり褒められるのがやや苦手。心の欠落の影響か、時折強い虚無感に襲われる事がある。
虚無感が来るたび研究や歌う事によって一時的に凌いでいる。

◆補足:心の欠落を埋める事が出来れば幸運を呼び寄せる力の効果が上昇する。本人はこの事については知らない。歌はうまい方。

前期:トリスシクル【id=63282204】
前期絆相手:フィムさん【illust/63229527
「二人とも仲良しだよね。僕もいつかそんな存在・・・いやそんなの出来るわけ無いか。」

前期絆相手今期:シェストゥナムさん【illust/63880281
「ありがとう。綺麗に咲かせられる様に頑張るよ。」
リィウクースさん【illust/63996652
「手伝ってくれるの?じゃあそこに水をやってくれると助かる。」

今期代表(姉):シャムトルヴィ【illust/63821994
「うるさいなあ、放っておいてよ。」(姉さんみたいに人に明るく優しく振舞うなんて僕には無理だ。)

◆絆 素敵なご縁を頂きました!
花裁く国アルカクロプス/花束のクレイモアさん【illust/63673705

今日は国に住む人や観光客に向けて、温室に新しい植物を植えようという話になった。
どんな物が良いだろうか、そんな事を考えていた時僕は彼女に出会った。

「姉さんってば何の用?・・・アルカクロプスから来客?」
「今日は。貴方がアルカクロプスの代表なんですね。僕はこの温室や国に自生する植物の管理に携わっているんです。何か質問があれば言ってください。」

「これは宝果実、二代前の代表の友人の力によって国に自生しているんです。さっき収穫したばかりのがここにあって。美味しいんですよ・・・って食べられないんですか・・・残念です。そしてこの近くには書庫があって・・・。」
(なんだろうこの気持ち。花戦は物を食べられない種族なのは知ってるんだけど。国の人達が喜んで食べているのを見てるからかなあ。)

「アトルヴィレは昔アルカクロプスの王から貰った種より咲いたんです。今ではこの花を人に贈ると幸運を呼ぶとか恋が成就するっていう噂もあるみたいで。新しい花・・・生まれるといいですね。」

「構いません。新しい種や知恵は興味深いですし。それに貴方が来る前に新しい植物を植えようって話があったからどんな物が来るか楽しみです。・・・あと今度からは砕けた口調で話してもいい?あんたも途中からそんな口調になっていたしさ。」

華やかな見た目とは裏腹にどこか虚ろな雰囲気。でも彼女にはどこか自分と似た感じもあった。

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「来客?ってまたあんたか・・・これを僕に?初めて見る品種・・・咲かせられる様頑張るから。」

「因人への食事・・・別にいいよ。食べられずに廃棄されるよりずっと良い。」

「アルカクロプスへは行った事が無いんだ。花畑、姉さんきっと喜ぶんだろうな。行ける日を楽しみにしているよ。」

「宝果実の栽培に必要な物は・・・ちょっとよそ見しないでよ。こっちだって時間割いてわざわざ付き合ってるんだからさ・・・ごめん言いすぎた。続きを始めよう。」(でも自分も昔似たような事をして指摘される事があった。父によると自分は花戦としての血が強いと聞いた事がある。)

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夜遅くの温室。他の研究員は皆帰宅しここには自分しか居ない。

(まただ・・・この自分が自分でいられなくなる感覚。気持ちが薄れ何事もどうでもよくなってしまう。何かしなければ。)

誰も居ない事を良い事に歌を口ずさむ。こうすれば少しは虚無感を和らげる事が出来るんだ。その時、入り口が開く音がした。

「・・・!?なんだあんたか。そんなことより今日は何しに来たの?」

彼女の口から心を持たない理由を聞かされた。
話をただ聞くだけで、何も気の利いた事を言えない自分がもどかしい。正直他人に歌を聴かれるのは好きじゃないけど彼女になら聴かせても良いかもしれない。

「わかったよ。一緒に心を宿そう。そうだ、あんたも歌が好きなの?下手なら教えてやろうか?」

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共同研究や仕事で彼女と過ごす時間が増えるにつれ、抱き続けていた満たされない気持ちが解け、以前よりも虚無感に襲われる事が少なくなった。
家族や仕事仲間に「最近ちょっと変わった?」と聞かれる事もあった。
これが心が宿るという事なのだろうか。
そういえば明日は彼女に会える日だ。どこか胸が高鳴る。これを嬉しいっていうんだな。
温室の扉を開けると今一番会いたい人の姿が目に入った。

「ガーデン?こんな所で何してるの?・・・歌?いいよ。聞かせて。」

正直あまり上手くはない。けど彼女の歌を、声を聞くとなんだか心が灯されるような感覚が得られる。

「心は宿ったと思うよ。もうあの苛立ちや虚無感からは解放された。僕の勝ちだ。」

「・・・いいよ。ガーデンに心が宿るまで待っているから。」

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「ねえ、最近忙しくてちょっと眠れていないんだ。一緒に居てくれない?」

「前よりも上手くなった?それに歌声に抑揚が出ている。ガーデンも心を得られたんだよ。」

「そういえばガーデンにも僕と同じ花と国の花が咲いてるね。・・・僕とこの国を好きになってくれてありがとう。ガーデンがいるだけで僕は幸せだ。花咲く国で一緒に咲き続けよう。」


◆申請について
既知関係は随時募集しています。

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2017-07-11 14:33:28 +0000