【九十九路】スピダソス【最終期】

ひがや
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九十九路の羅針盤(illust/60865485

死者の森を知っているかい?
あるとき街外れに現れては、次の朝には消えている。
そのまた別の日には別の場所に…そう移動する森だよ。まるでおばけだろう?
でもそれだけじゃないんだ。
この前、角の家の娘が「おばあちゃんの声がする」ってその森に入ってっちまったらしいんだが
…ほら、おばあちゃん子だったのに、この前亡くなったばかりだろう…
ともあれ、慌てて親が追いかけると、ホタルみたいな光の玉と娘が話してたんだと。
娘はすぐに戻って来たんだが、曰く「おばあちゃんと話をしていた」とさ。
だからあれはきっと死んだ人間が集まる場所なんだよ。
気をつけねえと連れてかれちまいそうだなあ。恐ろしい恐ろしい。


∞スピダソス
・所属:月光の羅針盤/450pt(強靭:0 知能:270 器用:0 機敏:0 幸運:180)

ルドウィッチ魔術師組合(illust/63640278)が有していた魔術書の成れの果て。
そこは死者の安息の地であり、魂の浄化を経て生まれ変わりを待つ、浄化を待つ聖域である。
先代の主・アコニが友人である青年に依頼し、集めた植物が次々根付き、スピダソスはまるで夜の森のような空間となった。
植物たちはアコニが植えることで、月光でもよく育ち、魂の浄化に一役買っているようだった。
スピダソスの緑が本格的に森のようになり始めた頃、アコニは唯一の友人にこのスピダソスの大地となることを告げ、その姿を消した。
その後から、世界の何処かの町外れに、見知らぬ夜の森が現れるようになったという。

∞フィズィ
外見年齢10代半ば・女性・156cm/一人称:私

アコニが友人・シイとともに、二人の魔力で作り出した新たな番人。
スピダソスの前身、プシュクルヴィに刻まれていた紋章の図柄の最後の一つ、蛇の化身でもある。
すっかり体制の整ったスピダソスにおいて、迷い込んだ生者に対応するための役割を与えられている。
そのため、好奇心旺盛で特に迷い込んだ生者に対して好意的。
アコニと同様、心臓に赤い水晶を持ち、唯一無二と決めた相手に渡そうと決めている。
またその相手と共に水晶に魔力を込めることで新たな番人を生み出すことも可能。
連れているやじるしくんはよく宙を漂っており、フィズィが手がまわないときなど、迷子を外に導くことがあるが、若干方向音痴気味。

∞関係
前世代 アコニ【illust/63273246
「顔を合わせたことはないけど、どんな人かはだいたい分かるよ。
 シイが持ってきた植物なら無差別に根付かせるあたり特に」

前世代絆相手 シイ【illust/63503130
「シイ!久し振りだね!今日のお土産は何?
 そうそう、この前、また迷子が来たんだ!とても小さな女の子だった。かわいかったよ」

前世代絆相手当代 トア【illust/64035854
「トア!待ちくたびれてたよ!さあさあお茶会始めよ!
 トアが持ってきてくれるの本当にかわいくて面白いものばかりだから大好き」

∞所属について
現状、生きている人間が所属することは難しいので閉門とさせていただきます。

∞絆について
性別・所属・身分などこだわりません。
最終期ではありますが、なにかピンとくるものがありましたら!
お返事はできるだけ早めを心がけますが、2,3日おまたせする場合もあるかと思います。
既知設定などもお気軽にどうぞ!

∞これまで絆を結んでくださったエトさん(かづはさん)、シイさん(knsさん)ありがとうございました!

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2017-07-10 11:44:52 +0000