幹村鹿身の焼ける感触も、心が潰れていく感触も、もうたくさんだ。･･･たくさん、なんだ。
🐟夕霧（ゆうぎり）
津軽錦/男（雄）/外見年齢19歳（実際の年齢は不明）
一人称：俺 二人称：お前、あんた（他外見・年齢など特徴）名前
美しい他の金魚と火傷の痣だらけの自分を散々比較され、少しコンプレックスをもっています。
ちょっと拗れてますが懐きます。
*＊8/15素敵なご縁をいただきました＊*
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金魚は眠ったりしない。
でも確かに俺の意識が手放されて、目が覚めた。
目の前にただずむ少女の姿に驚いた俺は、持っていないはずの声をあげた。
✨咲森ユリア(illust/64271072)
「俺に触れるな。･･･はは、残念だったな。つれてきた金魚がこんな醜い奴でさぞがっかりしただろう。･･･俺に、構わないでくれ･･･」
「･･･この･･･ひじき？とかいうのは･･･嫌いじゃない。･･･何笑ってる？･･･海藻？わ、笑うな･･･」
「お前に触れるのが怖い。なんか、落ち着かなくなる。なのに放したくなくなって･･･なんだ？何でそんな顔すんだよ」
―･･･ああ、わかった。
俺はずっと、ずっとこの目に見つめられるのを夢見ていたんだ
―･･･ユリア
2017-07-08 10:59:19 +0000