【九十九路】陽を喰らう民【最終期】

空閑
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 「はい!ここは人の肉しか摂れぬものの巣窟、端から見れば地獄でありますが貴殿は何用で?」

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 九十九路の羅針盤¦illust/60865485

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 ◇陽を喰らう民¦ひをくらうたみ
 ◇通称「陽喰い」

 -陽とは肉体を差す。
 この国の民は先天的・後天的問わず、「人肉を食さねば生きていけない」者達の集まり。
 他国から、或いは獣・異形のものまで困っていれば誰でも受け入れる為人種は様々。
 国は地上から地下三層まであり、
 地上が人間の住まう区域、
 地下1階が人間の危険人物/犯罪者が住まう区域、
 地下2階が獣、異形の者が住まう区域と分類されており、
 最下層では王とされる地位を持つ者と技術者達が住んでいる。

 人を殺めることはせず、身寄りのない者や売られた死体のみでやりくりを重ねている。
 死体ならば腐敗していても人でなくても引き取る。
 そこから加工するのは技術者達の役目。

 
◇後続人¦ビスタ¦19歳¦168cm¦女性
◇一人称¦我輩、二人称¦貴殿、貴公、貴方
◇前期¦ステッソ¦illust/63457742
 「主めは我輩が喰らいました。む、我輩が進んで父のような主を喰らうとお思いでしょう!
  主の肉体は既に限界を迎えていました、当たり前ですとも人が人を食らって十分な栄養が行き渡るわけもない。
  主は床に伏した際我輩に任を託したあと願ったのです、喰らって欲しいと。
  肉体は資源で、自分が土に還ることは資源の無駄だと、必要な者達に喰らわれるべきだ-と。
  ですから主の死後我輩は彼の肢体を大切に喰らいました。勿論、頂きますと感謝を忘れずに」

◇獣人の女性。
 高々とした物言いをするがどのような人にも常に軍人のような敬語を使う。
 人肉を主食とする獣だが、角が天使の輪のように見えることから一部から神聖視され、
 その角は高価で売買できるとのことで乱獲され数を減らしていた種族。
 逃れ逃れて此処にたどり着き、ステッソに拾われた。
 誰にでも寛容で懐こいが、一度自分たちの定めた定義からその者が外れると容赦はない。

「主は凄いのです、自分一人で此処を築き上げました。他者からすれば此処は地獄ですが我輩達からすればここは天国にも等しい。
 先駆者などと恐れ多い。我輩は先駆者の後を追うだけの、後続人に過ぎませぬとも!」
「”ビスタ”は主から頂いた名前であります。獣のビーストから来ているのですが、ビーストではあまりにもといった所で、ビスタ、となったようですよ」
「この飴ですか、残念ながらこれも血液でできているのですよ。血液凝固と血小板を使って…差し上げませぬよ?」
「うむ!皆々様よく食べて何より!特にあの青年は一人でそこらの獣人よりもよく食べますし、あの少女は…ってコラー!!また腐肉を!!ぺっするのです!!」



 
◇所属につきまして
 人を喰らわねば生きていけない、または享楽で人を喰らっている方でもどちらでも。
 種族も特に縛りはありませんので、お気軽にどうぞ。

◇絆関係につきまして
 相性重視で良きご縁がございましたら。
 異性同性、恋愛友愛従属険悪売買関係等拘りはありません、楽しくお話できる関係ならば喜んで。
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2017-07-07 16:51:11 +0000