夜光螺鈿菩薩(やこうらでんぼさつ)
鉄魚の妖怪。
妖怪なので不老不死、無性・・・と謎が多い。
どうやら店に来る人間を観察するのが面白いらしく居ついているが、
店からすれば美味い餌と水替えと快適な水草を要求する面倒な居候である。
昔は、公家・大名・大商人らに飼われていたようで
大変気位が高く、気ままで気難しく、ヘソが曲がりやすい。
飼うには相当の覚悟がいると思われる・・・
新月と満月に水中で半魚になり、陸上で乾燥すれば完全に人の姿になる。
好:脂の少ない刺身・蓮の花・螺鈿細工 嫌:魚用の餌・合成樹脂
一人称:われ 二人称:そち (どちらともつかない中性的な声)
大層な名前は、最初に飼った人間がつけたもの。
「グッピー」や「闘魚(ベタ)」と間違われると数日機嫌が悪くなる。
店主「お客さん、そいつはモノノケの類でさ…他のにしときなよ」
※CSの身長 五尺五寸=約165cm
※鉄魚が発見されたのは近代に入ってからのようですが、江戸後期ごろから生きていた設定にさせて頂いております。
鮒と流金が存在していれば物理的に十分あり得る事なので、ファンタジーなユル~イ目で見て頂ければ幸いです♪
(本作品は、企画『金魚救い・ふたつめillust/62991598』の参加作品です)
2017-06-30 15:00:11 +0000