■「花冠を戴く者」【illust/55830776】
マドイビト投稿です。期間外投稿の為交流タグにて失礼します。
■クィエルツ・サヤサヤ・蘭/サヤコ(沙耶子)・オ=テラ・アクアリア
女/15歳/145cm/5期【illust/59327694】
■現行世界
夫:カガリ・マグマーレ・スミス・ゲミュロン【illust/59280605】/ 【illust/60138020】
長男:クィエルツ・アキアキ・蘭【illust/59827164】
長女:カリン・マグマーレ・スミス・ゲミュロン【illust/59928619】
■父:クィエルツ・シンシン・蘭【illust/58871239】
母:クエスミトラ【illust/58799237】
兄:ガーアラクス【illust/59380850】
■スキル:不思議なカンテラ/怪力/ステルス/ うた
■武器:グーで殴る
■鍵:誰かの声
懐かしいような、初めて聞いたような、誰かの声。誰かが、私を、 あなたは、わたしは、誰?
(誰も私に話しかけない。話しかけても気付かない。だから、きのせいよ。)
■
居なくなってしまった。一人になってしまった。どうしてかな。
何も思わないはずなのに、どうして私は泣いているんだろう。
カンテラ職人だったクィエルツの少女。
極端な霊的体質であり人より霊の方に近く、それらを見る力か血筋由来の
動植物に所縁のある者しか視る事が出来ない。
故に人と関わる事は多くなかったが家族に囲まれ愛され過ごしてきたので
元々心と感情が欠落している為悲しいと思う事も無かった。
名前を呼んで、触れて、話しかけてくれる家族が消えるまでは。
一人で過ごしていく内に自身の名前も含め色々な事を忘れていった。
一つまた一つ忘れていく、忘れたくない、何を。
どうして私の中からすぐ消えていくんだろう。
あなたには足りないものがあるのよ。
だから忘れてしまうの、それを集めればいいのよ。
誰かがそっと囁いた。
昔父がお守りにとくれた鈴を鳴らし足りない物を求めてさ迷い歩く。
忘れてしまった私の名前を呼んでくれた人。家族以外にもいた気がする。
森の中。迷子だと言っていた。わたしよりずっと大人だったのに。
まだ覚えている。大丈夫、忘れてない、忘れない。忘れたくない。
その後会ったことはあったかな、分からない。
でもわたしにわらいかけるまいごのひとがみえる。どうしてかな。
■ビッシュ
足りないもの保管庫だった。飛んで行ったので不在。
■
「はじめましておにーさん。」「わたし?わたしはだれでしょう。わからないの。」
「わたし、さがしものをしているの。たくさんたくさんあつめなくちゃいけないの。」
「ねぇ、おにーさん。わたしに こころをください 」
■身長、CS内文章ちょこちょこ修正してます。キャプションが正しいです…。
■何か問題などありましたらお手数ですがご連絡ください。
■キャプションは随時編集します(11/9)
2017-06-25 14:09:23 +0000