灰谷紳仕

新田将久

私が連載している不定期小説『豊葦原騒乱記』に出てくる色彩団灰子隊の長、灰谷紳仕(はいたに しんじ)です。

彼は昔、時代劇でいうお役人様の立場でしたが行き過ぎた暴力や取り締まりが原因で国を追い払われそうになり、その前に自ら国を出て傭兵、そして賞金稼ぎへと転職しました(傭兵時代に黄山若菜の名前と伝説を知り、彼女を尊敬するようになります)。

そして、ある事が原因で元昭達についていくことになります。

彼は色彩団では公安や憲兵みたいな立場で加虐にして被虐という変態さんですが、外見に比例して理知的な部分もあります。

自分のことや当主、黄山をバカにするとムキになって言い返したり暴力行為に及んだり、嫌いな人には慇懃無礼な態度で接するといった子供じみた性格が出ます。

信条は『邪知暴虐』で「邪知」は悪知恵、「暴虐」は乱暴で残酷なことから『悪いことに知識がよく働き 、乱暴な行動で人々を苦しめること』を意味します。

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2017-06-24 15:13:37 +0000