私が連載している不定期小説『豊葦原騒乱記』に出てくる色彩団藍子隊の長、藍沼敏明(あいぬま としあき)です。
彼は自称『天才機巧者』と名乗っていますが、決して誇張とかではなく機巧(科学や絡繰り)を作る技術や知識は天才的ではあるものの、どこか頭のネジが抜けているのか彼の作る機巧のうち大半は誤作動するものばかり。
しかも機械に自爆機能をつける事を浪漫だと思っている節があり、必ずといって良いほど彼の作品には『自爆スイッチ』や『誤爆スイッチ』といった危険なスイッチが設置されています。
さて、そんなマッドサイエンティストな藍沼博士ですが彼には重要な秘密がありますが、それはまた後日談ということで。
ただ、彼は橙椰導師の事をライバル視しており、彼に対して強い劣等感を持っています(しかし導師と手を組んで魔導機巧なる兵器を作る事が出来るため息は合っている)。
『正邪曲直』とは「正義か邪悪か。人の道として曲がっているか、 真っ直ぐであるか」という意味です。
2017-06-24 15:04:18 +0000