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やすり九十九路の羅針盤【illust/60865485】
長い旅だったけど、結局路は通じていたわけだ。さぁ、これからが大変なんだから気合いを入れなくちゃ。
➤揺蕩う方舟ツァツェ
雲をまとって現れる、いつから飛んでいるのかわからない空飛ぶ巨大な方舟。伝承では帰るべき土地は既に荒廃し存在しないとされており、帰るべき「理想郷」への到達を目指し、飛んでいるのだとされている。雲をまとって現れることが多く雨をもたらすため、一部の人間には有り難がられている。
1年前に舵を継いだ際に先代シャフィークが妻に秘密で依頼していた「理想郷」の地図が当代の舵により公開された。「新しい舵の采配に任せる」といって渡されたそれを、当代が一月悩みぬいた結果、国民に公表したことで今まで盛んにおこなわれていた「理想郷の存在」えを巡る論争に終止符が打たれ、新しく「移住派」と「現状維持派」に国民が二分されることになったが、投票により移住が決定、現在はそれに向けて調査隊の派遣や、土地を持つにあたり統治方法の改定、予想される問題の対策などに追われている。ただ反対派も未だ存在しておりツァツェ内は酷い混乱状態に陥っている。
同時にツァツェの故郷についての調査も大きな進展を見せておりそのルーツが解き明かされる日は遠くないだろうと噂されている。
特産品については相変わらず、ガラス細工と観葉・食用を主とした植物。またエネルギー炉が更に発達した結果小型のものを作成することが可能になりそちらも取引が盛ん。
➤詳細【novel/7938708】
➤舵：エノク
羅針盤:月光
ポイント:200pt《強靭:5 知能:150 器用:30 機敏:5 幸運:10》
先代：揺蕩う方舟ツァツェ/シャフィーク【illust/63014601】
「先代、本当なんてものを残してくれたんですか…おかげで僕は過労死しそうだ」
第四期絆相手：ネルートさん【illust/62780837】
「別に何も言いませんからね？…ってあぁ子供みたいに撫でないでください！」
第四期絆相手今期：ウェルさん【illust/63217807】
「意地の悪そうな顔は前と変わってないな…あとえのくんはやめてくれ、部下に聞かれたらどうする！………休憩のほうはこの仕事を終えたらとるつもりだ…だからそこで待ってろ…」
相談相手：ルクサーナ【illust/63557599】
「兄同様騒がしいな本当…！いやまぁいい。別に今に始まったことじゃないからな…調査のこと聞かしてくれ…今後の参考にしたいんだ」
先々代の舵の孫にあたるしっかりものの青年。耳はガラス化の様相を見せているように祓花翅の一族の血を引いており、それ以外にも親族に様々な国出身のものを抱えるため非常に差別的な発言や、個人の思想を否定する発言を嫌う真面目で融通の利かない性格、そして苦労性。ツァツェに残る資料の中では最年少で後を継いだ舵であり、強気で大人びた姿勢が目立つ半面、託されたものの大きさと期待に気を揉んでいる。舐められると思って人には言えないが本も政治や歴史書といった難しいものよりも王道の冒険小説や偉人伝のが好きといった子供っぽいものが好き。
仕事のお供はコーヒーと最近ツァツェに入ってきたチョコレート。
先代とその妻、そしてその子供らに対しては幼いころから顔を知っていて、トレジャーハンターとしての旅の話を聞くことが大好き。また「理想郷」を見つけてくれたことについて「英雄」のように思っているところがある。
➤素敵な絆を結んでいただきました！(6/29)
崩落の理想郷クアドリウィウム/アルコーンさん【illust/63535157】
嫌ではなかった
騒ぎたてる人の声も
積み重なっては無くなってくれない仕事の山も
重たくて辛いときはあるけれど
人々はいう「これからどうするの？」「舵に任せておけば」「駄目だ今更変わることはできない」
そんなことは自分が一番知りたいと言うのに―…
この出会いはそんな時、とある国の噂を聞くことで訪れる。
「理想郷…クアドリウィウム…？そんな国があるのか？代表者は？とにかく連絡を、それを語るならそれ相応の国ということだ、今は出来るだけ多くの統治パターンを知っておきたい」
そういって、急いで出した手紙。
ただその返事が予想と違った内容であったことは確かだった。
「これは…まぁ随分と大変な時期に手紙を送ってしまった…か…？にしてもこの国の統治者はえらく素直なんだな…。アルコーン…か。なぁ、紙とペンをくれ！今すぐ返事を書く！」
当初の目的は果たせそうにないのはわかっていたけど、それでも返事が来るたびにそれを楽しみにして、返す日々。
その中で相手も、国を託された重圧に悩んでいることを知り、それからというもの打ち解けていくのに時間はかからなかった。
「対話の申し込み？…行く。時間はなんとしても作るし、大丈夫」
だから、その申し出でも一つ返事で了承し、数日後すぐさま方舟はクアドリウィウムへ舵を切ったのだ。
続き【novel/8370329】
➤所属について
種族問わず歓迎しています。
➤申請について
組織・個人、種族、性別問わず素敵な絆が結べたら良いなと思っています。
しかし恋愛関係においてのみ異性と限らせていただきます。
メッセージを頂いた場合即日〜3日以内に返信させていただきます。それ以上の場合はお手数をおかけしますがメッセージの不調の可能性がありますので再送信していただけると幸いです。
2017-06-24 14:33:34 +0000