私は、人を似せて描く…という技能に些かの自信があったのですが、今回、西野カナさんを描いて行く中で、その浅はかな自信は粉々に打ち砕かれました。
一体何故なんでしょう…どんなに繰り返し描き直しても、全く似ないのです。
そうして疲れ果て、怒りと絶望の拳を机に叩き付けた時、奇跡が起きました。
…その時揺れたディスプレイに映っていたのは、紛れもなく「西野カナ」さんだったのです。
そう、足りなかったのは「震え」でした。普段私たちが見ていたのは震えている西野さんで、震えなくして西野カナたり得るはずなどなかったのです。
こんな奇跡を独り占めするなんて、神は決して許さない…私はそう考え、ここへ謹んで公開する事に致しました。
2017-06-16 09:27:20 +0000