【九十九路】常空の国ミグラル【第五期】

篠桐(幻
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企画元様 九十九路の羅針盤【illust/60865485

ミグラル概要【novel/8122165

ミグラルとはこの国の古い言葉で『渡り鳥』のことを言う
その名の通りこの国は一羽の鳥が翼を広げたような形をした島の上にあり
島は常にゆっくりとした速度で世界中を自由気ままに飛んでいる
古い神話にはミグラルの大地そのものが開祖のラーチェだと謡われていて
ミグラルの民の信仰の対象となっている

この国で生まれた者は幼い時に儀式を行い空を飛ぶ生き物『ラーチェ』と契約を結ぶ
その契約があることがミグラルの民である証であり、同時に空を飛ぶ力を得ている
逆に言えば契約があればだれでもミグラルの民となることができ、民をやめたいときは契約を解けばよい
そのため民は多種多様な人種が混じっている
ラーチェが傍にいる限りどこでもミグラルの民を名乗れるので島に居住地を構えていないものも多い

おおらかで自由の国であるが資源に乏しいため一次的な産業が少なく
恵まれた体力と飛翔能力を生かして傭兵業や運送業によって賄われている

国土はほぼ自然で覆われていてラーチェの楽園となっている。島の中央にのみ居住区がある
居住区の下には古い遺跡があり、生活に必要な技術(首輪の技術もその一つ)や動力はそこから得ている
ミグラルは人工の島である。古の技術によって作られ遺跡の中にある動力によって飛行していること、その稼働キーを王が持つこと、ラーチェは動力の燃料である
ということが先代の王が引き起こした島墜落未遂事件の調査で判明した

島墜落未遂事件

先代の王スオウが起こしたもの
従者であり現在は婚姻もしているユールへの唯一性を証明するため、半身でありラーチェであるショールとの契約を解いたことが原因で島が飛行機構を停止し急降下したもの
ショールが仮の王権発動をして一時だけ浮力を戻したことで墜落は免れ、スオウがミグラルと再契約したことによって機構が起動し事なきを得た
なおミグラル国民は全員跳べるため主な被害は食料や家財が散らばった程度だった模様
その後各民家を訪れたスオウが片づけを手伝う姿が多く目撃されている
この事件から一部の国民がミグラルを離れたため人口はわずかに減っているが、ほとんどは落ちなかったから問題なし!と事件を笑い話にするほどその後も穏やかな国民性を保っている


ミグラルの民とラーチェ


ラーチェは特定の生き物を指すのではなく、島に住まう飛ぶ生き物の総称である
主だったラーチェは鳥の形をしているが、蝶や羽の生えた魚など多種多様な姿のものも見受けられる
ラーチェと契約するとその特徴を持った能力が現れ、ミグラルの国章(二期CSに添付)の入れ墨が体のどこかに現れる
契約をすることで羽が生えたりすることはないが、体重が非常に軽くなる
戦闘時には羽一枚ほどの重さにまで軽くし、瞬間的に上空まで舞い上がり
そこから一時的に体重を戻し重力を乗せた急降下による奇襲などが得意である
戦闘を好まない民は飛翔の力を生かして曲芸師や配達屋になるものもいる

ラーチェは島の大地から生まれミグラルの民が死んでもともに消えることはなくミグラルに残る

移民について

外からの移民は必ず儀式を行い大地に祈りをささげ卵を授かり
そこから生まれるラーチェと契約してミグラルの民となる

第五期の王 ユズリハ

前期絆:望願の懐刀 フュテュール【illust/62848522
先代:スオウ【illust/62826597
きょうだい:魔眼の懐刀 レーリエル【illust/63253415

「ひと手合わせお願いしますね!」
「はい!わたしがこの常空の国ミグラルの王ですが。見えない…ですか?」

10歳・中性 一人称:わたし 他人称:~様・~さん
135㎝ 

流れ伝わるサングィネムの血は健在でその体からはふわりと紅茶の香りがし、その血肉は焼き菓子のような風味をもつという
近年になって島の高度が再び徐々に落ちてきていたため10歳の誕生日をもって王を継承した
なお現在は完全な通常飛行に戻っている事が遺跡の研究者によって確認されている

王を継いで以来ごくまれに別人かのような態度をとるようになった。その際には目の色が金色に変色し理解できない高速な言語を語る。「もしかするとあんてななのでは?」という声もある(渦宙のそれとはまったく違うのだが事実を知るものが少なくなっているため噂は消えないようだ)

普段はやんちゃで負けず嫌い。歴代の王の例に漏れず自由な意志を持つ
誰に対しても敬語で話し年相応の砕けた態度で懐っこいため、初見者はまず王と気がつかない
誰かの役に立ちたいが口癖で、喧嘩があれば即座にその中に突っ込むのでかすり傷位は日常茶飯事である
修行に行ってしまったきょうだいが大好き。帰郷の際にはくっついて甘えて離れなくなる

素敵な絆を頂きました…!(6/18)
花駆ける白の国ロゼマリア キルシェリィナ・マリア様 【illust/63337502

その少女を見かけたのは街外れの畑でした。大きな耕具をかかえ懸命に働く小さな彼女にユズリハの目はくぎ付けになりました
「あんなにお小さいのに健気な、なんて素敵な方なのでしょう!」
無意識に体が動いて、気がつけば日が暮れるまで一緒に泥だらけになっていました
その彼女がその国の王であったという事実にユズリハは二度目の感銘を受けます
「わたしと友達になっていただけませんか!?」

その言葉は時を経て二人だけではなく国を結ぶ路となりました
友情から婚姻にいたり、国同士でも深く交友する関係となります

(キャプション随時更新6/29

所属・民について
所属などはお気軽に!ラーチェの形やミグラルの契約などはライトに考えていただいて大丈夫です。不明な点は相談ください。また、入れ墨は見えていても見えていなくてもかまいません
※ラーチェ自体をキャラクターとすることはできません。ご注意ください

メッセージを頂いた場合三日以内にお返事さしあげます。届かない場合は事故もありますので問い合わせください

今期もお邪魔いたします。問題がありましたらお知らせください
イメレスが抜けていたので修正しました(主催様すみません

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2017-06-11 12:11:33 +0000