月軌道防衛ライン、今そこでは神星銀河帝国とジオ同盟軍の激戦が繰り広げられていた。
「ジオ人風情が帝国に敵うわけがなかろう!蹂躙してくれる!」
帝国の主力装星艦シードゥス。その一機を指揮する艦長は高らかに笑う。
そこへ乗員兵が慌てた様子で艦長に告げる。
「月方面から高出力のエネルギー反応を確認!こちらへ来ます!」
「何だと!?回避運動だ!急げ!」
「駄目です、間に合いません!」
刹那。赤黒いビーム砲がシードゥスを穿つ。
避ける間も与えられずに穿たれたシードゥスは撃沈し、その爆発に巻き込まれ随伴していたナイッツァーの大半が撃墜された。
撃墜を免れたナイッツァーのパイロット達も焦りの色を隠せなかった。
「どういうことだ!?月に戦術兵器があるなどという報告はなかったはずだぞ!」
その時。そのビーム砲の主……サルディスが自らの鎌『ラオディギア』を携え急接近をしていた。
「ふむ。やはり月方面での待ち伏せは正解だったな。メア、ミネラⅢでの雪辱を今こそ果たす時だ」
「わかってるわ、パパ。あいつら1人残らず斬り伏せてやるわ」
サルディスを駆るメアとギニアスは帝国軍が月の付近を通ると予測して月付近で潜伏していたのだ。
結果、予測通り月付近を通ったシードゥスはサルディスの『アポカリプス』の餌食となったのである。
サルディスの接近に気づいたナイッツァー達は迎撃射撃を行うも、サルディスはそれを素早くかわしかいくぐる。
「ぬるい、ぬるいわ……ぬるすぎるッッ!!」
ナイッツァーの射撃をかいくぐり懐に潜り込んだサルディスは鎌を振るい一機、また一機と屠っていく。
「さぁかかってらっしゃい。何機こようとサルディスの鎌の錆にしてあげる……!」
◆メアとギニアス、サルディス2章【illust/63195954】ログイン!
今の所敵のモブをばっさばっさと斬り伏せてます。乱入などどうぞご自由に!(都合が悪い場合はパラレルスルーをお願いします)
◆お借りしました!
公式メカ
ナイッツァー【illust/62732118】
シードゥス【illust/62710388】
◆うちの
メア&ギニアス(キャプションのみ)【illust/62969470】
サルディス【illust/62969527】
2017-06-05 03:35:10 +0000