企画元:九十九路の羅針盤【illust/60865485】
◆ 氷哭のシファ
国王 ベギーロ / Vegeero
クゥラン?/男性/24歳くらい
強靭 33
知能 35
器用 60
俊敏 31
幸運 41
(合計 200)
前期
シファ代表 ルテ【illust/62684456】
「うーん強化魔法の相性について勉強してるんだけどねえ…さすがにルテ殿のようにはいかないっていうか…。
そもそも魔法と虹石の相性がいいなんてどうして思えたのか!これが単純?全っ然っ!単純じゃあないよねえ?!」
ザンドーア代表 ピニオンさん【illust/62665051】
「ピニオン殿ー!いやぁ久しぶりのサンドーア!んんーっこの空気ゲッホッ……
ガスマスクを忘れ…ぐっ…か、貸してください。あと工房も見たいのと新作も見てもらいたいのと」
今期
ザンドーア代表スプールさん【illust/63162498】
「スプールちゃんどおどお?次のメカランはスプールちゃんに似せて作ってみようと思って設計図をねえ…もふもふが足りない?」
≪氷哭のシファ≫【novel/7917747】
風が吹くと複雑に入り組んだ氷が唸りを上げるように鳴り響くことから氷哭のシファと呼ばれる。
寒さ厳しく、日は短い、貧しい谷底の地。…今となっては昔の話。
1期:アーベンノヴァへの移民政策は人口増加を抑制し、混血によって果てしない長命から寿命の短縮化に少し成功。
2期:ノルフェンから新しい文化が流入。縫製・服飾文化と農業の発展。
3期:ルドウィッチ魔術師組合の協力により国内初の学校兼研究所が設立される。
4期:ザンドーアからの支援を得てヨルドとの戦争で勝利を収め、国土を大幅に拡大。
主要都市は沿岸に移った。周りには国営の大製糸工場をはじめとする工業地帯が形成されている。
海に面したことで漁業や造船技術にも力が入り始めた。
移民政策などでさまざまな種族が入り乱れる国だったが、
魔術、メカニック、農業漁業、製糸業…など職業の幅が広がって
自分たちの能力に適した仕事に就くことができるようになってきた。
■ シファ領ヨルド
かつて栄華を極めた帝国の跡地。
度重なる戦争で流された吸血鬼の血と呪術が複雑に作用し合って汚染されてしまった。
瘴気が蔓延する、人どころかねずみ一匹寄りつかない廃墟の島。
周辺は禁航海域に指定されておりシファ王の許可なく近づくことはできない。
→ヨルドへの航海:特級航海士プロキス【illust/63241812】
≪やープロキス君!おっかえり!ナイスタイミングだろう?いま時計塔にいるんだ。西埠頭がよく見えるよ。あ、手振ってる≫
≪ベギーロ≫
行き倒れていたところをルテが拾ってきたクゥラン。
身体が弱いがザンドーアの技術に助けられてすくすく育ち人型になった。
光に弱い右目には専用ゴーグル、両足には脚力を補う虹魔石ブーツを装備して元気に跳ね回っている。
たまにガス欠で行き倒れるとメカラン1号(通信機能付き)で助けを求めてくる。
ずうずうしくて声がデカいうっとうしい男だが
ポジティブ&アクティブと切り替えの早さが売り(自称)
思ったことをすぐ話してしまう性格で、前王たちの会話にあれこれ口出ししていたら
いつのまにやら自分が国王としてがんばることになっていた。
王として目下の課題は汚染されたヨルドをどう浄化するか。
最近の研究によれば、ヨルドはもともと清らかな水の力に満ち溢れる島で
水をろ過する土壌の機能を回復すれば可能性が見えてくるのではないか…というところまで解明された。
◆絆
アルバさん / ジャッロ・アンクルさん【illust/63162808】
ヨルド浄化の手助け&ベギーロ個人とは恋愛関係を結んでいただきました!
ヨルド本土および周辺海域の汚染状況調査報告書。
何度目かになるその報告書に目を通してらしくもないため息を吐く。
自分が国王に即位したのは終戦後だけれど、「戦争」は終わっても「戦い」は終わらないと言ったところか。
この国には問題が山積みだった。
今まで山奥でひっそりと暮らしてきた小国が帝国相手に大戦争、
おまけに勝利を収めたとなれば周辺国が黙っちゃいない。
山を隔てて隣り合う国とは緊張状態に陥り、それを解くために祖母リシスが奔走。
戦争を通して友好を結んだザンドーアとの通商には曾祖母アルタと母ルテがあたっていた。
帝国兵の捕虜問題、急激な技術革新による地域格差、数えれば枚挙に暇がない中
小さな問題を片付いていくうちにもっと大きな問題に直面することになった。
ヨルドの島が近寄れないほどに汚染されてしまっている、ということだ。
→NEXT【novel/7917747】
2017-06-04 16:24:13 +0000