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2sei企画元：九十九路の羅針盤【illust/60865485】引き続きよろしくお願いします。
◆深雪の森 ヴァルクガルド / シメオンリート・ガランサス・ノーレッジ
ポイント 100pt （強靭：0 知能：100 器用：0 機敏：0 幸運：0）
前世代/母：ギーゼルファリアillust/62290930
「このくらい強気に出たほうが嘗められずに済む。なに、貴方の気性を存分に継いでいるのだから折れなどはしない」
前世代絆相手/父：レトヴィザン様illust/62357970
「鍛え直しは大変だったでしょう。私は……存分に享受させて頂きますがね。授かり物ですから」
今期 妹：メルポメーナ様illust/62963664
「心配する必要がなくて何よりだ。まあ、相応しい相手がいないうちは俺が見ているけれど。――さ、お手をどうぞ」
◆深雪の森 ヴァルクガルド -valkgard 詳細novel/7907504
魔術と学術研究で栄える、雪深い森に囲まれた静か―――であった、国家。
◆"剣王" シメオンリート・ガランサス・ノーレッジ -Simeonlit Galanthus Knowledge
24歳・男性・176cm・雪の精霊種の血筋 /「私（公）/俺（普段）」「貴方」「～様」
前賢王ギーゼルファリアと、彼女が愛した騎士の長子である双剣使いの騎士。主席卒。
教育の方針が変化した中、王になった彼は象徴的な双剣から"賢王"あらため"剣王"と称されている。
外見の成長は少年と青年の過渡期のような姿で止まったが、
男性には大柄な者が多い雪の精霊の血と、父の若い外見で止まる血筋が折半されたようなものだと思われる。
♥絆を結んで頂きました 白煌のイルミナード：クシナ様illust/62802939
「ええ、貴方のことはよく覚えている―――というより忘れられない。
商会議所で喰ってかかる姿はなかなかの傑作だった。……失礼、からかったつもりは無いのだ。
私はやる気と情熱に満ちた人間がいっとう好きだ。だから貴方を気に入ったよ。
我々も"よき隣人"となりましょう。辿り着くまでに大変な苦労をしたと思うが、懲りずにまた来るといい」
『手紙が届いて驚いたよ。こちらの国にもそういったものは古い文化としてあるが、
なにぶん私は鍛錬に明け暮れていたので、こういったものを書くのは久々なのだ。
気の利いたことが書けるかはわからないが、貴方の話になら付き合おう』
「この剣は自分や誰かを守るための、たしなみのようなものだ。
我々は戦争を起こすつもりもなければ、それに加担するつもりもない。
はは、興味があると仰せか。いや……その手を豆だらけにしてしまうのはいささか惜しい。
貴方にはもっと、向いていると思うことがあるのだが―――どうだろうか。
まずは仕立て屋を呼ぶとしよう。それから……読んで欲しい本もいくつか」
『この頃は吹雪も止み、静かになった。この国は陽に弱い貴方でも過ごしやすいだろう。
今一度貴方をここに招きたい。同封してあるのは舞踏会の招待状だ。都合がつくならば、先日仕立てたドレスで来て欲しい』
「……うん。想像したよりもずっと……、―――いや、こちらの話だ。
こういった場には不慣れかな？ はは、私を誰だと思っているんだ。安心して任せてくれ」
*
「……、傷口が開いたのか？ ……部屋まで送ろう。今日はもうここまでだ」
（彼女が灯りをうみだすためには血を流すのだと、話には聞いていたが……
私の動揺は伝わってしまっただろうか。今は気づかれるべきではない。私の心の底が欲しているものは）
『詳しいことは書けないが、時間がほしい。しばらく会えそうにない』
*
「ははは……、……いや、笑うなというほうが無理だ。まさか手紙を書いた次の日に殴り込まれるとは……
まったく、貴方には本当に敵わないな。こちらも急に突き放したりしてすまなかった。悪いのは私のほうだ」
「私は時折―――他人の血が欲しい、と思ってしまうことがある。
貴方の血を見た時は、取り乱さないようにすることで精一杯だった。いずれ話す心算ではあったのだが…
もとより、貴方のことを口説いていたつもりなのだが」
「誰の血でもよいというわけではない。貴方のものはとても格別に見えたのだ。その理由は私の中では明白なものでね。つまりは……」
「クシナ。貴方を私の妃として迎えたい。私の眷属となり―――同じ時を生きてはくれないだろうか。
……はは、返事など聞かずともわかる。その顔を見ればすぐに」
「私の手は冷たいか？ そうだろうな。それならば―――少し熱をわけてもらおうかな」
◆次世代：ナエさんillust/63558810 /ラディエルシエルillust/63361868
キャプション随時編集
2017-05-14 22:09:07 +0000