ガンダムSEEDオリジナルMSV PROTO4

sa-pento
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色々あって投稿が遅れました。PROTOシリーズは今回が最後になります。(今回はPROTO2以上にファンに怒らせるかもしれない内容なので注意して下さい。)

大西洋連邦ロンドン現在の時刻は9時27分、この場所で連合軍とオーブ軍はエルプズュンデ・コンペンセイションを待ち構えていた。その中には、ストライクフリーダムとインフィニットジャスティスの姿があった。二機のパイロットは、本当に議会の内容が放送の通りなら止めなかければならないが、一方で彼らのトロ行為を容認してはならないとも考えていた。彼らだけでなくある者は自分のしていることは正しいのかと疑問に思う者、上官の命令は絶対だと考える者、テロリストの話しなどほらだと考えている者、様々な考えを持つ者がこの場に居た。突如町中に警報が鳴り響くと同時に、無数のビームが数機のMSを撃破していった。ビームが放たれた方角を見るとストライクトレートルがもの凄い速度で、会議が行われるタワーに向かっていた。それを阻止しようと連合とオーブのMSは攻撃を仕掛けるとストライクトレートルは失速する。その後ストライクトレートルに遅れてダガートレートルLが数機合流し、両軍の戦闘が激化する。だからこそ誰もタワーに向かっている数台の車両に気付かなかった…。戦闘から数分、ストライクトレートルはフリーダムとジャスティスの二機の連携に苦戦が続いてた後に、バックパックのブースターを破壊されて近くの川へと墜落して行った。
 ストライクトレートルが撃墜した報告を受けた閣僚は安心して会議を開始する。だが開始直後、突然会議室の扉が勢いよく開かれ、銃を持った者達が現れ一斉に発砲、会議室は血で染まり乱入してきた者達以外生きている者は居なかった。次に彼らは閣僚が持っていた資料を回収し、何かを置いてその場を去っていった。
 一方、川に墜落したストライクトレートルにフリーダムとジャスティスが、投降を呼びかけていた。だが、全く返事がないことに不審に思った二機はストライクトレートルに近づいて行く。それを見たエルプズュンデ・コンペンセイションのメンバーが「今だ第二作戦開始だ」と叫ぶ。するとタワーから爆破が数か所で起こり崩壊していく。その光景に気を取られてしまった二機はストライクトレートルが光っていることに気付くのが遅れてしまい、ストライクトレートルが爆発しすると二機は吹き飛ばされてしまう。その直後何所からかビームが放たれ、フリーダム、ジャスティスはコックピットの胴体以外の個所を破壊されていき、見るも無残な姿になってしまった。何が起こったのか分からないパイロットの二人に聞き覚えのある声が聞こえてきた。「上手いこと引っ掛かってくれて助かったよフリーダム、ジャスティス」。すると霧が晴れるかのように数機のダガートレートルが二機を囲むように現れた。その声を知っていたフリーダムのパイロットはそんなはずはないと叫んだ。何故ならその声はストライクトレートルのパイロットであるアリウッドの声だったからだ。混乱するフリーダムのパイロットにアリウッドは「あれは囮さ。君たちを引き付けておくために我々が用意した私の戦闘データを積んだだけの囮だっのさ。」と説明した。そして仲間が目的を果たしたと知らせをを受けると「ガンダムという存在に惑わされた君達の負けだ」と言い残し仲間達と去って行く。追いかけようとする二機であったが、最早それは叶わない程に破壊されていた。こうしてロンドンでの決戦は多くの犠牲を出しながらもエルプズュンデ・コンペンセイションの勝利で終わった。
 その数日後、エルプズュンデ・コンペンセイションの電波ジャックが再び世界中に放送された。彼らが回収した書類を提示し、連合が行おうとしたことを全て暴露した。その後法案の可決を阻止できたとことで彼らは組織の解散を宣言をした。だが、最後に彼らは「だが、また同じ過ちを犯す者が現れることがあれば、我々はまた現れるでしょう。或いは我々と同じ意思を持った者が現れるでしょう。何故なら我々は、歪んだ体制によって必然的に生まれた存在なのですから」と言うと電波ジャックは終了した。
 この報道から連合は、プラントだけでなく地球の多くの一般市民から信用を失い、幾つかの国が連合を離脱する結果となった。オーブも理由はどうあれ連合に肩入れしていたことで、プラントから糺弾され、協力していた連合からも役立たずと罵倒される結果となった。そして、エルプズュンデ・コンペンセイションの思想に感化されたナチュラルの間では、コーディネーター達の態度を改める考えが広がっていった。…だがそれだけでは終わらなかった。一部のコーディネーター達にとってフリーダムとジャスティスの敗北は、自分達コーディネーターの自信とプライドを打ちのめされる結果となり、それが彼らを狂気に走らせることになった。

1,2枚目 ダガー・ザッツHW
 ダガー・ザッツの重武装型形態。通常形態はサブフライトシステムと一緒に使われるが、この形態は陸戦での戦闘を重視する目的でカスタムされている。グレネード・ランチャー 、ビームキャノン、ミサイルパック、が追加され、手持ちのビームマシンガンに拡張武装としてグレネードが増設されている。決戦のロンドンでは、地上からエルプズュンデ・コンペンセイションのMSを攻撃していたが、上空の敵に注目していたせいで車両の侵入に気付かず、議会のタワーの破壊を許してしまう。

3,4枚目 ストライクフリーダム 速度向上形態
 損傷してストライクフリーダムの改修機。重力下ではドラグーンシステムが使えないこともあって、バックパックはフリーダムのものを取り付けている。その変わりに足にブースターノズルとバックパックにブースターユニットが増設されてたことで、ストライクトレートルに劣らない旋回力を得た。インフィニットジャスティスと共にストライクトレートルを追い詰め撃破するが、最後に油断してダガートレートルに修復不可能なほどに破壊されてしまう。

5,6枚目 ダガートレートルL ミラージュコロイドカスタム
 ダガートレートルLにミラージュコロイドシステムを搭載したカスタム機。ダガートレートルLにブリッツのパーツを取り付け、ブースターユニットを脚部とバックパックに増設している。今回の作戦でフリーダムが脅威になる可能性があるためこの機体が数機用意された。ストライクトレートルを囮にフリーダムを打倒するために他の機体とは離れた位置で待機していたが、合図としていたタワーの爆破によりフリーダム、ジャスティスに接近し、更にストライクトレートルの自爆によりバランスを崩した所を攻撃し作戦通りに遂行した。ちなみにストライクトレートルのパイロットであるアリウッドもこの機体に搭乗し作戦に参加したが、本人は作戦の成功のために数週間乗っていた愛機を囮に使うことには複雑な心境であった。

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2017-05-04 04:47:33 +0000