【九十九路】ルナリア【第三期】

宇佐美
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■ルナリア
名前 ルナリア
ポイント 50pt (強靭:0 知能:5 器用:5+10=15 機敏:0+5=5 幸運:15+10=25)

ロゼマリアで生まれた泡沫の乙女。
心優しく、慈しみ深く、穏やかで好奇心旺盛。
乙女としての性質は薄く、価値観や目線は人間のそれとほぼ同じ。
家族の愛情をたっぷりと受けて育った為、命の重さをよく知っている。

夜目は利くが視力が弱く、瞳は興奮すると金色に輝く。
乙女としての力は母より弱く、寿命も人間程度のものしかないため、癒しの力を使うことはめったにない。
また、月光だけで命を繋ぐことができず、微量ではあるが人の食料や水を必要とする。
ルナリアは特に果物を好んでいて、季節ごとの実りを楽しみにしている。
母の一人に似た為か、好意を寄せた相手には贈り物攻撃をする癖があるようだ。

双子のダイアナとは言葉の他にも感じ合うものがあり、騒がしさを嫌う彼女の前では声を潜め、目くばせや小さなボディランゲージで「会話」をすることもしばしば。

特に月光から布を織ることに長け、青みを帯びる事がほとんどの布に自在に色を付ける事が出来る。
月夜の合間は布を織り、朝日が昇る頃に朝摘みの花でブーケを作って眠る生活を送っている。
ブーケに結ばれたリボンは月光製の布で、ロゼマリアではそれを手に式をあげれば幸せな家庭を築ける「幸運のお守り」として珍重されている。

「御機嫌よう、姉様方、ダイアナ。今宵も晴れやかな月夜ですわね。」
「…あら、もうお眠りになってしまいますの?これからが一層美しい夜ですのに。」

◇絆
4/14 素敵な絆を結ばせて頂きました。
エルト様(illust/62257768

久方ぶりに太陽の下へ出かけた日。
居並ぶ露天の一つから、慣れた香りとは違う甘いものを感じて。
誘われるままに近寄ったそこには、心躍る香りの坩堝。
ヴェール越しに見上げた貴方様は、朗らかな笑顔で瓶の一つを差し出してくださいました。
見立てていただいた香りはとても柔らかなのに、ブーケのような華やかさ。
私、それがすぐに気にいってしまって。
ぜひ双子の片割れにも一つ頂きたいと、色々と話し込んでしまいましたの。
だって、片割れと私は随分と人から向けられる印象が違いますから。
より良い見立ての為に、私の思う通りのあの子の事を詳細にお伝えできれば、そう思いましたのよ。

気がつけば、ダイアナの事の他にも、ついつい話し込んでしまっていて。
振り返ってみればお仕事の邪魔をしてしまったものだと、頬が赤くなる思いをいたしております。
…あの、誤解なさらないで下さいましね。
私、普段はあんな風にお喋りな娘ではありませんのよ?
ただ、その…貴方様との会話は、とても、ええ、楽しかったものですから…。
嫌だわ、言い訳、ですわね。

「宜しければ、香りの良い花のある場所をご案内いたしましょうか?私、この国の花園になら、少しだけ、他の方より詳しくありますの。――その、長話のお詫びに。」

おずおずと申し出た私に、快く笑って下さった貴方様の笑顔を、今でも鮮明に思い出せます。
―――思えばそれが、この胸に咲いた花の種子だったのでしょう。

貴方様と花園を巡るのはとても楽しくて、
今宵はあちらへ、明日はこちらへとお気に入りの花を紹介しているうちに、時間が飛ぶように過ぎていましたわ。
実を言いますと、その間、私、勝手に緩んだり、熱を持ったり、とかく忙しない頬や、
まるで言う事を聞いてくれない胸の鼓動、突如襲いくる気鬱と戦っていましたの。
あのときは本当に大変で…。
…もう、笑わないで下さいまし!
私、本当に大変でしたのよ!
何か宜しくない病にでも陥ったのかと、眠れぬ朝をいくつも過ごしましたのに!


◆前世代絆関係
 前世代/母:リュクレーシア(illust/61687272
 「お帰りになられてましたのね、月の姉様。此度の漫遊は如何でしたか?どうぞお話を聞かせて下さいまし!」

 前世代絆相手/母:花駆ける白の国「ロゼマリア」 サリー・マリア様(illust/61810647
 「おはようございます、花の姉様。今朝は朝露をたっぷりと含んだバラが咲いていましたの。コサージュにしてみましたから、どうぞ月の姉様と御揃いでつけてくださいましね。」

 全世代絆相手今期/双子:花駆ける白の国「ロゼマリア」 ダイアナ・マリア様(illust/62391492
 「ねえ、今度の満月は秘密のお花畑でお茶会を開きましょう、姉様方と、私たちだけで、家族水入らずに。」


貴女の事なら何でも分かるわ。
―――私の片割れ、私の泉。

…内緒なのだけれど、朝焼けに照らされた貴女のまつ毛が薔薇色に染まるあの一瞬が、私は何よりも好き。
朝の心地良い微睡の中で二人シーツに包まっている幸せは何物にも代えがたくて、
私は今日も、陽と共に目覚める貴女の髪に指を絡めて、もうあと少しだけ、傍に居てとねだるの。

言葉よりも行動に敏い貴女の事だから、こんな我儘御見通しなのでしょう?
私が貴女の事を何でも分かるように、貴女は私の事を何でも知っているのですもの。


■揺蕩う月の泉
乙女が泉から離れ新しい土地に根付くことで周辺に先触れの花が咲き始め、
今まではランダム性が高かった泉の場所が固定されはじめている。
一つは、命溢れる森シュドラ。
一つは、命咲き誇る国ロゼマリア。
―――先触れの白い花は、甘い香りと共に静かに咲き誇る。

■泡沫の乙女
―――人を愛し、人に愛されることで、「乙女」は「人間」に近づいていく。
それは、身を焦がす愛を知らぬ乙女へ齎された福音であろうか。
それとも―――

愛する人の姿によく似た愛し子は、愛する人と同じく「人間」としての命しか持たない。
人を愛することは、乙女でなくなること。
性質はそのままに、癒しの力は、そのままに。

■補足(novel/7768922
【主な特徴】白髪、碧瞳、頭に咲く花、癒しの力、月光から糸を紡ぐ力。

■絆について
性別年齢種族など関係なく、ポジティブなものからネガティブなものまで、何でも美味しく頂けます。
お返事はなるべく即日を心掛けさせて頂きますが、
2日以上音沙汰が無い場合は メッセージが届いていないことも考えられますので、
お手数ですが再度ご連絡いただけましたらと思います。

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2017-04-08 12:31:32 +0000