❂九十九路の羅針盤 ︙ illust/60865485
*20170501|素敵なご縁を頂きました
❂ノイラート︙女性︙14歳︙148cm
羅針盤︙月光
❂一人称︙ノイ
❂二人称︙きみ、呼び捨て
❂前期︙イドラ ) illust/61709430
❂飛(illust/61225250)である少女。生まれは海と隣接した沼。
いつもにこにことしており、人懐こく語ることが好き。
歴代の飛とは違い浄化の力は持たず、むしろ水を汚染する。
また尾を自在に操れるため尾を足代わりにして旅をする。
深い深い底から引きずり出されるように生まれた彼女は沼底を写した暗い髪色をしていた。
綺麗とは言い難い水の中にいた彼女は透明に澄みきった水を受け付けることができない。
また自分のものにしたい、大切と認識したものを尾にくくりつけられている灯りで目を眩ませて<食べる>悪癖がある。
長く伸びた髪で獲物を包み込むと次の瞬間その生物はどこかへと消えている。
曰く、「大切なものは大事に仕舞っておきたいでしょう」ということで、死んではいないようだ。
空虚感に飲まれないように宝箱にたくさんきらきらしたものを詰めていく子供。
またそれ以外にも何でも口にする悪食で大食漢。美味しいと嘯かれれば土でも口に入れる。
❂Skill︙ 汚染 <飲める水を有毒レベルまで汚染する>
︙ 摘出 <水や生物を汚染している毒を取り除き、固体として保存する。再利用可>
❂絆/婚姻 魔剣士ユガさん|illust/64132556
きらきらしたものを捕まえて、飲み込んで、しまって。
繰り返してあるいていた、だってひとりはさみしいもの!
そんな毎日に疑問をもたずにあるいていたらある日、あかい男の人がノイのまえに現れた。
険しいおかお。
お花がたくさん咲いててきれい。
飛のノイラートか。
そう問われたから、尾で地面に「そうだよ」と返す。
なにせ、この喉は声を出すことをゆるしてはくれないから。
おにいさん、遊んでくれるのかな。
そうおにいさんの顔を覗き込んでにこにことしていればおにいさんは更に険しい顔をした。
聞かされていた内容と違う、と溢して難しいおかおをするから、ちょっとつついてみる。
おにいさん、『魔剣士のユガ』っていうんだって。
おいしそう。
ユガはノイが食べてるところを見たいって、何なら自分を食べていいっていったけど
ノイにとってユガはまだそこまで『欲しく』ないの。
ユガは定期的に難しいおかおをする。ちょっと寂しそうな時もある。
でも、最初に会ってから偶然?必然?巡り合うことが増えたの。
だから、そんなおかおをしている時は少しだけからかってみたりとか。
『ユガ、ノイあれ食べたい。…だめ?じゃあ、あれ!…あれもだめ?ユガのケチ!』
『変なおかお。ユガたまにそういう顔をするね。ぶさいくだー。ええ、本心だもん』
ふと、ユガはノイを見て昔の自分を思い出すと零した。
ノイとユガ?全然似てないのに思い出すってなんだろう?
ユガのこともっと知りたいな、ユガにもっと一緒にいてほしいな。
欲張りではあったけど、何だかユガは食べちゃうのが勿体無いくらいに欲しいの。
「ゆが、」
「あ」
声が出た。すごい。
ユガのこと、もっと知りたいっていっぱいいっぱい考えたら。
ノイはどうやら、ユガのこといちばん大切になってたみたい。
「ゆが、ユガ。ノイに、ユガのお話聞かせて、ね」
「ユガのこともっといっぱい知りたいの」
ユガのお話を聞いて、過去のことを聞いて。
特性を聞くと、ユガは剣のせいで死んでしまったらだれの記憶にも残れないって
…ノイも、ユガのことを忘れてしまうって。
うってつけと弱く言うユガにそんなことはないだろうと、尾で頭を叩く。
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2017-04-07 18:42:57 +0000