*さて、本日の短時間挑戦は列車で御座います。
御覧の通り一両程度のみのアップの構図。
そして、背景には自然が一切無い人工物のみですので情報量がかなりの状態に。
唯、本日はこれ迄と違い眠気などが全く無い状態での挑戦と成り、その点のストレスは当然全く無い状態。
塗装の面でも情報量が多く、気軽に広範囲を塗ることは出来なかった物の、何とか船をこぐこと無く挑戦を終了。
結局お時間は67分となりましたが、其れであって精神的にはここ数日のストレスが一気に飛ぶ一枚となりました。
出来ればこれを機におかしな転た寝癖など消えてくれれば最高なのですけれどねぇ。
時間という結果よりも、それに到る工程も又大切であると教えてくれる一枚となりました。
*本日の列車は西日本鉄道の9000形で御座います。
既存の3000型を元としたステンレス製の通勤電車タイプの車輌なのだそうです。
片側3ドア式という形式で通勤電車らしく扉も大きな形と成っております。
外観は同社に於いて多く使用された赤帯をモチーフとした赤とグレーの塗装。
前面部は貫通扉をメインに縦のラインを強調したデザインで力強さと新しさを表現。
環境負荷低減を目的に前照灯や行き先表示器、室内灯などはLED化されております。
内装は安全設備としてスタンションポールを増設。
白を基調とした色調で大型袖仕切りや連結部の扉など、各部にガラスを採用することで見通しの良い開放的な環境を作り出しております。
車椅子やベビーカー利用者向けの優先スペースの設置。
つり革や床の色を変更することで識別性を高めているのだとか。
車内案内表示器では4カ国語による情報提供を行い、更に車内広告なども表示されます。
設計は3年前から始まり、15年夏から本格的設計が始まった、じっくり時間を掛けての物。
それ故に細部にまで拘った作りとなっているようです。
*本日の撮影者さんは山犬さんのみで御座います。
新設計の新造車が試運転を開始していると言う事で記事にするべく現世へ向かう山犬さん。
旅情記事メインの山犬さんにとってはこう言った新造車輌、加えて通勤型の物は剰り面白い身は無いはずなのですが、やはり時間を掛けて拘った車輌と言う事で採用したようです。
ステンレスの無機質な銀色に映える赤い帯と、うっすらと見えるグレーの帯。
逆に前面部のみデザイン性に凝った物としていることで更に引き立っております。
通勤電車という何処か無機質な物にそれでもお洒落な物を加えようとしたどことなく粋を感じる前面部のカラー配置。
中々に良い収穫で有ったと言うことで何時もの様に数枚撮影し、帰途へ就くのでした。
2017-03-25 15:50:24 +0000