毎年2月15日は、涅槃会と呼ばれるお釈迦様の命日です。
涅槃仏は、お釈迦様が涅槃に入られる様子を表した仏像、仏画になります。
スリランカやタイなど上座仏教の国には、数多くの涅槃像がありますが、日本では、仏像の作例はあまりありません。それでも、京都亀岡の穴太寺、神奈川大山の茶湯寺などの作例があります。また、福岡南蔵院の涅槃像は世界一の大きさと言われています。
仏画としての作例はかなりあります。
一般的には、体の右側を下にし、右腕を頭に添える姿がよく見られますが、枕に頭を横たえている姿のものもあります。
この絵は和歌山浄教寺の涅槃図を参考にし、蓮華の枕に横たわるものとしました。
2017-02-25 16:24:47 +0000