すみません。誤って編集していただいたタグを削除してしまいました。消してしまったタグをつけ直して置きます。
天宇受賣命(アメノウズメ)とその子孫である稗田阿求で
「天の岩戸隠れ」の場面を描きました。
天宇受賣命は太陽神である天照大神(アマテラスオオカミ)が岩戸に閉じこもり世界が闇に包まれた時代に活躍した神様です。岩戸に閉じこもった天照を連れ戻し再び世界に光を取り戻すために神々は知恵を絞ります。天照の気を引く役に選ばれたアメノウズメは、天の岩戸に集まった大勢の神々の前でその力強く激しい踊りを披露します。天照大神を見事に引き出すことに大成功!世界に光を取り戻すことができました。
◆画面の解説
アメノウズメはイラストのように、天の香山のヒカゲノカズラをタスキにかけ、ツルマサキをカツラにして、天の香山の竹の葉を束ねて手に持って、激しく踊ったとされています。
天の岩戸では根ごと引き起こしたサカキに勾玉や鏡、御幣を吊るし、激しい焚き火の前に常世長鳴鳥(とこよのながなきどり)を置いています。
天岩戸隠れの責任を負ったスサノオは地上界へ追放されますが、その物語はスサノオの八岐大蛇退治や、スサノオの子孫である出雲の神々の様々な神話へと続いていきます。八岐大蛇討伐や因幡の白兎、大国主の国譲り、そして物語の編纂者である稗田阿礼(阿求)を配置することで、時間の流れを表現してみました。
2017-02-24 12:53:01 +0000