末尾ID【5】で2枚×5匹……短冊【10枚】獲得!
こちら【illust/61406311】でいただいたきのみだんごをもぐもぐしながら、こちら【illust/61389614】でのベルガモットさんの舞を隠れた場所で傍観しています。
あくまで観客なので何もしませんが、気づかれて声を掛けられた場合は行動します。
不都合等ございましたら、パラレル・スルー扱い、またはメッセージからご一報をお願いします。
お借りしました
ベルガモットさん【illust/57757033】
クーブ【illust/57707910】
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「止めなくていいの?」
「どうしてさ」
「このままじゃあのイルミ―ゼ、危ないよ?」
「ベルガモットがあんなに満足そうに、あの舞台で美しく踊ってるんだ。止めるなんて野暮なことはしないさ」
「命を落とすかもしれないのに?」
「……例えば重度の病に掛かって医者に『美味しいものをずっと我慢して、とっても不味い薬を毎日飲めば事が生き続ける事が出来る』と宣告されたら。僕だったら自分の大好きなことを我慢してまで生き続けるよりかは、その日が来るまで美味しいものを食べていたい」
「あんたの話って分かりにくいね」
「命を燃やし尽くせる覚悟で『自由』を貫こうとしてるのに僕が止めに入るのは、同じ【ベル=ダルデ】の一団員としてやってはいけない気がするってことで」
「へいへい」
「動員は他の誰かが何とかしてるみたいだし、増援が必要になるまでは観客としてここで観てるよ」
「あいよ」
「君こそ、同族が縛られてるのにいいの?」
「縛られてるだけならいいんじゃないかな……たぶん」
2017-02-14 09:31:34 +0000