◆ 九十九路の羅針盤【illust/60865485】様 第一期に参加させて頂きます。
零時の鐘がならないように、この国は針を降ろした。
新たに掲げられた銀の針は、止者に夢を見せるだろうか?
―― 《■■■の手記》
国名:刻針の貴賓箱 セルクイユ・アム
代表:セレネ・オルケーテス 年齢不明(本体は生後一週間ほどと推測される)/無性
ポイント 10pt 【強靭:5 知能:0 器用:5 機敏:0 幸運:0】
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「終わりの刻は来ないまま。至る路も、帰る路も、何処にもありません」
刻針の貴賓箱 セルクイユ・アム 詳細【novel/7805205】
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世界中から運び込まれた優なるものが集う国。
あるいは世界中の優なるものを集めんとする愚者の小箱。
国に選ばれた【蒐集品】が民として【刻針】によって永遠を約束される国。
その基準は「一生の内最も価値のある刻を持つものの、その刻」
成虫になった蝶、角の生え変わる前の牡鹿、最適に加工された宝石、完成された本・魔法など、
美術品のようにある程度他人にも理解される価値が必要となるが、
その価値さえ満たせば希少性・種族はさほど問われない。本物である必要さえない場合もある。
その反面、ヒトに対する在国許可は厳しいものがあり、一部の研究目的の滞在者、芸術家、
外から民を連れてくる商人でさえもあくまで賓客扱いとなる。
国内に足を踏み入れる者は必ず【民】に値する【蒐集品】を一つ、セルクイユに差し出さなくてはならない。
美術的価値のある所持品、売りつけるため持ち込んだ商品、国内で完成させた作品など、
差し出すまでの方法は問われないが、何も失わずにこの国を去ろうとすることは許されない。
セレネ・オルケーテス 月の踊り子
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今代王杖に選ばれた王。本体は同名の蝶。
【止者】のまとめ役や、蒐集品の点検などのためいつも国内をふらふらと彷徨っている。
何も考えていないような感情の見えない声で話すが、実際あまり何も考えないようにしている。
本人は無意識だが鉱石と月光に強く惹かれる性質。
物を持つのが苦手で、王杖もめったに持ち歩かない。
(補足:「セレネ・オルケーテス」まで全て種族名です。姓も個の名も持ちません)
刻針と止者
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【刻針】とは全ての民――蒐集品に突き立てられる民の証。
鋭利な銀の針の形をしており、傷つけることはなく、刺したものの時を止める力を持つ。
優なるものにこの針を刺すことで、劣化無く変貌なく、優なるままの永遠を約束できるとされている。
【止者】とは民の中で、意思があり【体】を与えられているもののこと。
皆一様に【刻針】を体の何処かに通し、本体と意識・感覚を同期させている。
この国の民で自ら望めるものには皆止者になる権利が与えられ、
その中から【王杖】に選ばれたものが王の権限を得る。
◆ (2/16)素敵な絆を結ばせていただきました。
解けぬ魔法、覚めない夢。永遠の意味を《蒐集品》は考えました。
幽霊艇ウミボウズ/泡沫のシードラさん【illust/61440023】
その今はあまりに儚く。
繰り返し迎える夜に、何もかも心から零していくようでした。
―― 細く 強く 差し込まれた言葉。
銀に反射する己を見て、静かに燃える海の瞳を見て。
王は自身が「蝶」であったことに ようやく手を差し伸べられたのです。
台詞全体などはこちら【novel/8045536】に。
◆ 既知関係もどのような関係でもお気軽にご連絡いただければと思います。
また、不明点あればお問い合わせください。
お返事は即日~2日ほどお待ちいただくことになりますが、よろしくお願いします。
セルクイユ・アムの設定上、民の方の国外への移動を基本的に許可できないため閉門とさせて頂きました。
◇ 何か問題などありましたらご連絡よろしくお願いします。
◇ 03/16 差し替えミス修正しました。不足ページに長らく気づかず申し訳ありません…!
2017-02-10 12:45:56 +0000