【九十九路】死に沈む白き匣庭-アルビオン-【第一期】

えすか@escarlate
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illust/60865485こちらの企画にお邪魔いたします。

▼死に沈む白き匣庭-アルビオン―
―通称”匣”-
魔術研究及びそれに付随する生体研究を行っている施設であり組織である。
巨大な研究施設と動植物保護区域を有する。昨今では外部からの研究者等を招くなどして人が増えてきたため街としての機能も有するようになってきている。

▼代表:エデン=グリムスカー
ポイント 10pt (強靭:4 知能:6 器用:0 機敏:0 幸運:0)
48歳(見た目は20代ほど)/男性/身長174cm/一人称:僕/二人称:君)
”匣”代表であり同時に研究員。淡々とした口調で感情の起伏はあまり無いように見える。
時折好奇心とそれに対する情熱を見せる程度。

▼生死人(イキシビト)
この地に元来より住まう者は必ず死したまま生まれてくる(外界の者の血が入った場合はその限りではない。)。あらゆる術式を体内に組み込むことにより死体の状態での生命活動を可能にしている。心肺活動は術式に依存しているため呼吸はなく体温も無い。
 -術式-
生死人が生まれながらに体内に宿し、死んだ際に効力を発揮する術式。死んだ肉体に魂を固定している。
また肉体が腐り落ちないようにする為に複合的に強力な自己再生能力も有している。
術式の効力は個人差があるものの最長で150年。生後一定の成長をした後、その姿のままで固定される。
術式が効力を失った日には繋ぎとめていた魂は消え肉体は急速に腐り落ち消滅する。

▼素敵な絆関係頂きました・・・!
半月様illust/61214300
「少なくとも君の求めている解がここにあるとは限りませんよ。」
この〝匣‶の噂を聞きつけてかやってきたのか。
最初に彼女がこの場所にやって来た日、率直に言えばだいぶ無茶な事を言うものだ。そう思っていた。
その時の僕は差し出す対価すらないというのに、それでもただただ懇願する彼女の勢いに押されてしまっていたのかもしれない。
「現段階で直接生体に対するそういった施術はその人間自身の精神および生命の根幹そのものを脅かすことになります。最悪自分自身が自分自身でなくなる可能性があります。君にその覚悟はありますか?」
取りあえず脅しついでに念を押しておいた。

彼女は闘魚を祖先に持つ種のようだった。彼女自身その血のせいで同種間での争いとなるのを恐れているようだった。直接生体機能をいじらずとも術式展開による闘争本能の抑制、これである程度抑えることはできるだろうか・・・?

あの日からこの白い庭がだいぶ騒がしくなった。彼女がここにやって来たからだろうか。
僕には手が届かないほどに眩しい笑顔だ。それによく表情が変わる。やはり生きているからこそか。
人を生かす研究・・・、自分には思っても見ない言葉だった。
生死人に先天的にかけられている術式も本来のヒトの生としては歪なモノ。
既に死んでいる身を術式により無理やり動かしているこの躰。
故か正しい生を受けて輝く君のその笑顔が眩しい・・・。いや、違う。それ以上にもっと別の所で惹かれ恋い焦がれていたのかもしれない。君の本来の願いに沿うことはできないがもしれないがそれでも、刹那に輝く美しいその生を、歩んでいって欲しいと思った・・・。

キャプション編集中

絆について
同姓での恋愛、婚姻といった関係性以外でしたら年齢、性別、団体、所属等問わずご縁がありましたらと思っております。もしピンとくる関係性がありましたらお声かけ下さると幸いです。
メッセージはなるべく早くの返信を心がけておりますが場合によっては一日から二日ほどお時間頂く場合がございます。

既知関係に関しては随時募集しております。

もし問題点等ございましたらメッセージ等からご連絡くださると幸いです。
失礼致します。

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2017-02-05 17:31:46 +0000