九十九路の羅針盤様【illust/60865485】
廃版してしまったもう売られていない古書の背表紙
大切に育てていたはずなのにくすんで萎びてしまった観葉植物
お気に入りの洋服についてしまったアイスクリームのシミ
それらが、科学医療を必要とする「病」の一種だとしたら
「ほら、元気がないものって色も褪せて見えるでしょう?」
「僕らはそれを逆に考える。色褪せたから、力を失くした、と。」
素敵なご縁をいただきました!
美しい緑をもつひと
エリージュ様【illust/61246593】
出会ったのは、空を舞う美しい緑色
「ヴェニ、どこに行ったの?迷子なんて珍しい、ね…?」
「ラチュエル?……ふふ、はじめまして。僕はフェレオル。トゥレンプの、フェレオル。
この子はヴェニット。カラビットで、僕の相方。見つけてくれてありがとう。」
「緑の翼。ヴェニと同じ色だ。とても鮮やかで、きれいだね。」
それが出会い。
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「いつも手伝ってくれてありがとう。助かってるよ。」
「僕にとって一番綺麗な色の君。君がいると、目に映るすべてが色鮮やかで、愛おしく思えるんだ。」
「いつも側にいてくれてありがとう。そして、これからもどうか側にいてください。僕の大事な、だいじなひと。」
トゥレンプの色薬学者/フェレオル
いろをもたないいろのいしゃ
21歳/♂/168㎝
羅針盤:明星/知能:6 器用:3 幸運:1(合計10pt)
僕/あなた、君/基本的にさん付け
不憫体質なトゥレンプの青年。
〝色彩と医療科学〟について研究する姉を手伝う助手として生活している。
比較的体が弱く、色を用いた医術も生まれつきの色素の薄さから自身にあまり役立てることができない。
そのため、少しだけ色鮮やかな人たちが羨ましい。
不運だなんだとぼやいてはいるが、今までそれなりに元気で生き残ってきた程度の運はある模様。
フェレオルのカラビットは緑色の「ヴェニット」。
世話焼きな性格で気弱なフェレオルをいつも心配しつつ寄り添っている。
膝の上か肩の上が定位置。
姉:レオンティーヌ【illust/61304800】
「姉さん、またなの!?」
「いい加減ヘタレオルって呼ぶのやめてもらえないかな……。」
「はぁ…いいよ、いいけど。僕もこうして使われるほうが性に合ってるんだとは思うから。」
「いや三徹はしないよ!?まあ、無理ない範囲で、やれるだけやってみる。」
「そういうのは得意だよ。姉さんだって知ってるだろ、だから大丈夫。きっと。」
【トゥレンプ】
一般人よりも色相や彩度、明度を感知する能力が高い種族。
出身は辺境の森であり、認知度はとても低い。
頭に生えた羽は先祖の名残であり、広げて飛ぶことは不可能。
寿命は200年ほど。
【カラビット】
兎のような小動物。羽を持たずして浮遊することができる。
其々の色の毛並みを持っており、専門する色についての知識を心得ている。
色薬学の助手として有能だとレオンティーヌが推薦している。
※随時編集
絆について
国や年齢、性別種族などなど関係なく、なにかピンとくるものがあれば
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愛があってもなくても、幸せでも幸せじゃなくても。
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それ以上反応がない場合は恐らく不着かと思われます。
その際はお手数ですが再送いただければ幸いです。
素材お借りしました。
【illust/23252744】
2017-02-05 15:50:34 +0000