✎ずっと、となりにいたのにね。【illust/60252912】(※同性愛企画)
「どうしたいとか、考えたこともなかったな。ずっと隣に居るのが当たり前だと思ってたから」
「そうやって何もかも誤魔化して笑うつもりなんだ。なんでもないならどうして目も合わせてくれないわけ、俺には言えない?」
「俺、こんなんだからさ、好きとか嫌いとかよくわかんないけど。じゃあ、俺と一緒に死んでくれる? ……フ、なんて 冗談、」
✎深森 円(みもり まどか)
男/18歳/173cm/一人称:俺 二人称:(年下、同い年)お前 (年上)あんた 名前呼び捨て 突き放すような素っ気ない口調
猫耳のような独特の髪型と夕暮れ色の瞳、下まつ毛が特徴的な、常に自由なゴーイングマイウェイ素直クール男子。
歯に衣着せぬ率直な物言いのせいで親しい関係の人間が出来づらい。本人は気にしていない。嘘をついて誤魔化すほうが面倒だし嫌。
本人はメチャクチャクールでメチャクチャ子供。人の感情の機微には敏いが、自分に向けられている一切の感情には疎い。
独特の空気感を持つため学校では浮いた存在。特待生という立場から多少のサボりは目を瞑ってもらっている。美大に進学予定。
作品制作に取り掛かっている間は実家に帰ることよりもアトリエで寝泊まりすることが多い。言うまでもなく生活力は皆無。
ドーナツが好物、ストロベリーフレンチクルーラーが特に好きで毎回買う。店員に陰でフレクル王子と呼ばれている。
ポイントで景品交換していたら気付いたら身の回りがハチピヨちゃんグッズだらけになっていた。スクバからぬいぐるみが出ている。
無関心だからこそ、相手のすべてを肯定するタイプ。(どうでも)いいんじゃない。お前が言うんならそうなんだろう。
ずっと一緒に居た相手に好意を伝えられても、どう返せばいいかわからない。それなら、お前は俺にどうしてほしい?
「無いものをある」と言うことは難しい、ドーナツは穴がなくてもドーナツと呼べるが、穴はドーナツがないと穴でいられない。
ならばお前が居ないと成り立たない「俺」は、本当に存在しているのか?“お前抜きの「俺」”は存在するのか?
2017-02-04 11:19:52 +0000