『物というのは、それをすること以外になにかをすることはできない。故に私はこの地を離れることが叶わない…… だが、もし、叶うのならば、ここではない場所へ行きたい。沢山の景色を見て、人を、歴史を学ぶ旅をしたい。』
『自らの定められた道は……どんなに鋭い刃でも断ち切れないものだ……』
『心清らかな者よ。もしも君の旅路が暫しの寄り道を許すものであるならば、君の旅の話を聞かせて欲しい。』
名前:聖剣(せいけん)
point:10pt(強靭5 知能3 器用0 機敏0 幸運2)
前世代【】
前世代絆相手【】
所属国家:聖ファルセンド王国【illust/61215629】
フェルドアール・A・D・デリスフォーレンス現国王が即位する以前より、浮遊島と陸地をつなぐ通りの中心に立ち続け国の平穏を守り続けている。植民地支配等侵略を目論む軍勢との防衛戦では常に陸の最前線に立ち複写式虚数次元射による防衛ラインの維持において国王から絶対的な信頼を寄せられている。余談であるが、現国王の出生より以前より現在に至るまで、聖剣自身を振るったことは一度もない。祭典や国王自らによる神聖ハンエル教の教示の際には必ず傍らに現れる。
『そういったことは人間同士でするものだ』と、習慣的な行事には参加するものの、信仰とまでには至っていない。が、学習意欲的な動機ではあるものの一通りの教派の概要や信仰内容等は抑えている。
『国王。東を起点に二時の方向……雲行きが怪しい。まだ大きな動きは見えないが警戒に越した事は無い。動きがあればこちらから君の聖晶石に伝令する。前線は半径2キロ以上は抑えておく。この国に血潮が流れてはならない。』
『通りには市が並び、人は商いに勤しみ、日は常にこの国を照らしてくれている……「フェルドアール」。君の導きは正しい。この国には君が必要だ。……フフ、フェルドアール。どうか、私のような物騒な代物の要らない国を作ってくれ。』
この聖剣は遥か昔、旅に出た賢者が留守の間故郷の国を守るため持てる技術の粋を持って作り上げた物で、機械仕掛けの巨人も含め一振りの聖剣であり、聖剣自身が使い手である。過去の戦いで左半身を失っているが、聖剣に使われている技術は完全にオーパーツと言える程のロストテクノロジーであるため、現在の技術では改修が出来ない。それにより義足代わりの巨大船舶用掘削ドリルの他には当時失った状態のままである。得物の剣含め体全体が貴金属や宝石による装飾が施されており、宝石には躯体全体の出力を大幅に向上させる術式回路が編み込まれている。
動力は四次元空間から無尽蔵にエネルギーを取り出すクラインの壺を触媒とした反粒子加速炉。
高度な自我を持ち、紳士的な性格で学ぶことを好む。500年たった今も自らの国の平穏を守り続けている。
破損した四肢や装飾を保存しており、思い出話を聞かせてくれた心清らかな旅人に少しずつ切り与えている。正真正銘の黄金や大ぶりの宝石の塊であるため、少量でも暫くは旅のお金には困らない。
……本人は中々この地を離れられないと言ってはいるが割とお誘いや促しがあるとテクテクそのへんをほっつき歩く位にはここ百数年はフリーダム。しかし流石に遠方への遠征は1度も行っていない様子。
絆について
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2017-01-31 15:00:22 +0000